５４夜 Sadness (悲しみ) ページ6
貴方「話って．．．？」
ジャ「前にも言いましたが．．．あなたは本当に、
そんな状態でいいのですか？」
貴方「．．．何が言いたいの．．．」
ジャ「ごまかさないで下さい、あなたは分かっているはずです。」
貴方「．．．」
ジャ「あなたは．．．カシム君を助けることもせず、
ただじっとしていただけだと．．．自分を追いつめ、
今の現状がそのバツなんだと．．．思い込んでいるのですよ！」
貴方「っっ．．．！」
ジャ「あなたはバカです！何故そこまで自分を苦しめるんですか！？」
貴方「わたしが全部悪いからよ！！！」
ジャ「何を言ってるんですか！？」
貴方「わたしには、力があるのに．．．」
わたしは下を向いて、必死に涙を堪えた
ジャ「．．．．．．二人とも、入って来て下さい。」
貴方「え？」
するとドアが開き
アリ「A」
アラ「Aお姉さん」
アリババとアラジンが入って来た
貴方「なんで．．．」
ジャ「この子達なら、あなたを立ち直らせれると思ったからです。」
貴方「．．．戻りなさい」
アリ「どうしてだよ！？」
貴方「アンタ達に悲しんでる顔なんて見せたくない！！」
アラ「Aお姉さん．．．」
ジャ「わたしはこれで」
アラ「あっ！僕もアリババくに任せるよ、それじゃぁ」
そう言って二人は部屋を出て行った
パタン
．．． ．．．
アリ「A、お前は．．．俺たちに前を向いて行ける勇気をくれた。
今度は俺が、お前に返す番だ。」
貴方「わたしには．．．そんな資格なんてない」
アリ「何言ってんだよ！？前にも言っただろ！
お前がいなかったら、俺は戦えなかったって！」
貴方「わたしは、全力を出し切ってない！！
皆戦ってたのに．．．わたしだけ．．．！！」
アリ「カシム．．．」
貴方「え．．．」
アリ「カシムが悲しむだろうが！お前がそんな辛そうな顔してたら！！」
貴方「っっ！わたしは．．．！？」
アリ「カシムが、お前に惚れてたことは知ってる．．．
好きな女の悲しむ顔なんて見たくないはずだ！
アラジンが言ってただろ、死んだ者はいつも俺たちを見守ってるって！
カシムをお前の事を見守ってるはずだ！！」
貴方「カシム．．．」
わたしは涙を流していた
ガシッ
アリババがわたしを抱きしめた
アリ「思いっきり泣け」
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黒猫スズ - シャルwwアホWW (2014年6月13日 19時) (
レス) id: b78d87e0bc (このIDを非表示/違反報告)
haruru(プロフ) - 私、この作品好きです。これからもがんばってください(*^_^*) (2014年4月4日 0時) (レス) id: 981f2548d6 (このIDを非表示/違反報告)
PEACE MIHO(プロフ) - wink さん» 見ていてくれて本当に嬉しいです!!これから頑張って連載していきます^o^ (2013年12月16日 22時) (レス) id: 3ed08beed8 (このIDを非表示/違反報告)
wink - 続編おめでとうございます！続き楽しみにしています！ (2013年12月16日 18時) (レス) id: 40a2bbc632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PEACE MIHO | 作者ホームページ：http://chip34mihosea3sail4
作成日時：2013年12月16日 16時
