始まりの始まり。 ページ2
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この私の数奇な物語の始まりといえば、
赤と紫の怪しい占い師の言葉から始まった。
「青色は大事にしなよ?」
元々、占いを信じない系の私が信じることもなく、特に気にしてはいなかった。
あの日までは…
小さな駄菓子屋さんで売っていたジュースのラムネを買った。
しゅわしゅわと炭酸が喉を通り、
春の陽気になった赤塚市で抜群に美味しかった。
ラムネといえば、びんの中に入っているビー玉。
普通は透明が多いが、稀に青色のビー玉がある。
中学生になった私はビー玉を懸命に取ることもなく、ビー玉が入ったびんごと、駄菓子屋の前のゴミ箱に捨てた。
思えばそれが予兆だったのかもしれない。
その日の帰り道、下校中の小学生がビー玉を持っていた。物珍しく眺めたり手の内で転がしていたのを私は横目に見ていた。
私がその小学生の横を通り過ぎかけた時、
小学生は誤ってビー玉を落とした。
ビー玉は転がし私の足の下へ、気づいたのも束の間。
引力に引っ張られ、私はビー玉を踏み、転んだ。
「へっ!?」
「うわっ!」
前に倒れた私は私と逆方向へ歩いていた通行人にぶつかる。
痛みに耐え薄ら目を開けた時、見えたのは…
青色パーカーを身に纏った、男性。
「松野カラ松」その名の人が私の人生を変えた。
同じ名の何人もの人に出会ったのは偶然か必然か。
好きだなんて言葉で表せるほどのものじゃない。
この世の全ての人が君を愛してると叫ぼうと、
俺は俺なりの伝え方で君に伝える。
「君が好きだ」と___。
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マコ(プロフ) - 初々しい天然×天然可愛い萌え萌えですよノーマルはいいですねぇ可愛い純粋からのそのイタさが癖になりますねぇヒロインちゃんはそのままノーマルルートに行きそうですねぇノーマル以外のカラ松達頑張れ\(^o^)/っという事でこれからも更新頑張って下さいねd(^_^o) (2018年2月4日 8時) (レス) id: 5c06909f93 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - 鐘塔さん青色に染まった私の人生二弾更新おめでとうございますこんな私ですがこれからもコメなどをさせていただきますよろしくお願いいたしますこれからのヒロインちゃんとカラ松達の絡みwkwkしながら待っとりますこれからも更新頑張って下さいねd(^_^o) (2018年1月29日 0時) (レス) id: 5c06909f93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:煌 鐘塔 | 作成日時:2018年1月28日 23時