4-3日 ページ28
「え、ロマーノ?」
ロマーノ「!Aじゃねえか!」
お互いに目を見開いてパチパチさせている。
??「え?ロマの知り合いなん?」
ロマーノ「俺のクラスメイトだよ」
あれ、この人見覚えが…
??「なるほどなぁ。あ、俺はスペイン言うねん。えっと、A?よろしくな〜!」
「…あ!!入学式の日にロマーノを連れてきて教室に乱入された方ですよね?」
??「ちょっとちょっと、どういう覚え方されてんのさ」
そう言ったのは、優雅に椅子に腰掛けている長めの金髪と髭が特徴的な人だった。
??「俺達も混ぜてよね〜。ね?イギリスもそう思うでしょ?」
その言葉と共に奥から紅茶を持っている眉毛が特徴的な人が現れた。
??「べ、別に俺は……」
??「おいおい、意地張るんじゃないよ。あ、俺はフランスね。よろしく」
そう言ってフランスさんが右手を差し出してきたので、自己紹介をして握手を交わした。
すると握手した手に力が込められ、ぐいっと引き寄せ抱きしめられた。
「うわ!?………あ、驚いてすみません。これも西洋式の挨拶ですか?」
少し動揺しながらも質問をすると
フランス「……んー…まあそうなんだけどさぁ、Aっていい匂いしたから気になって。石鹸や香水でもない自然な感じの。」
「ま、まあ体質は人それぞれですからね…」
そう言って誤魔化すと
「お兄さん君が女の子なら間違いなく口説いてたね」
と言って体を離した後、ウインクをしながら席に座った。
フランス「…………ラテンを舐めちゃ駄目だよ…?」
「え?何か言いましたか?」
フランス「んーん?なーんも!それよりほらぁ、イギリスもさっさと自己紹介しろよな」
イギリス「ちっ、うるせえよ髭!!…俺はイギリスだ。一応生徒会長でもある…それとこれ飲めよ。」
そうして私の前に先程持っていた紅茶を差し出してくれた。
「あ、有難うございます!」
紅茶を一口飲むとその美味しさに驚いた
「!…凄く良い香り…それに上品な味がしますね」
優しい味とキツすぎない香りに、緊張していた体が少しほぐれた気分だった。
素直な感想を口にすると、「ほ、褒めても何も出ねえからな!」と言い、顔を赤らめてそっぽを向いてしまった。
アメリカ「何でもいいけどさっさとゲーム始めるんだぞ!」
その言葉に各自が席に着いた。
98人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
み - 更新停止してから大分時間たっちゃってますがめっちゃドタイプでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 更新出来そうであれば是非、、、!!! (2021年2月2日 20時) (レス) id: a7a20ec0a3 (このIDを非表示/違反報告)
nikugura(プロフ) - 翠雪@白樺雪だるまさん» 初めまして翠雪さん!ありがとうございます!できるだけ感情移入できるよう心掛けていたので、本当に嬉しいです(;∀;) (2018年11月3日 15時) (レス) id: 473be81c5f (このIDを非表示/違反報告)
翠雪@白樺雪だるま(プロフ) - 初めまして!凄く面白い作品で、一気読みしてしまいました。つい夢主を応援しちゃう…可愛いですね彼女(( 更新楽しみにしてます〜! (2018年11月3日 13時) (レス) id: cee33a99fc (このIDを非表示/違反報告)
nikugura(プロフ) - みらーど@アニヲタさん» 初めましてみらーどさん!コメント有難うございます! 続編ですか…!そう言って頂けなんて、本当に嬉しく思います…!是非前向きに検討させてください! (2018年9月6日 17時) (レス) id: 473be81c5f (このIDを非表示/違反報告)
みらーど@アニヲタ - 初めまして、みらーどです。とても面白かったので是非続編を!!! (2018年9月3日 22時) (レス) id: c4ab0bab4e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:稚 | 作成日時:2018年2月16日 19時