相思相愛実験【鬼滅の刃】【リク停止中】

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【義勇の場合】

｢…何をしている、｣

｢ごめん、無理なの、｣

日輪刀には人間の血。明らかにAの血。
義勇さんでも原因は分かります。
鬼も元は人間と考えるAにとって、異形はまだしも、人型の鬼を斬ることは精神面的に容易ではありませんでした。
義勇さんもそれを分かってて、なるべくAを前線に出さないように工夫していたつもりでしたがね…

｢そんなに死にたければ1度死ぬといい。｣

｢…え…？｣

｢鬼狩りとしてのAを殺して、俺の元へ来い。｣




【無一郎の場合】

｢何してんの、さｯｯ！！！｣

｢無一郎くん…？何でここに…？｣

もうなんだか疲れたんだよ。
肉親も居なくなって、鬼を狩ることにしか生きる意味が見いだせなくて。
更に努力してその鬼を狩って吐かれる暴言。
人一倍気にしちゃう性格だから。
無一郎もそれに気づいていたから。

｢…死にたかったのに。なんで気づくのさ、｣

｢…ほんとに死にたかったらこんな場所来ないでしょ？｣

｢…ﾊﾊｯ、うん、そうかもね…ごめんね、無一郎くん｣

｢俺が全部から守るから、だから一緒に居てよ、A。｣

ここは思い出2人だけの場所だったの。




ランダムキャラ！【童磨の場合】(Aちゃんは一般人)

｢Aちゃんは死にたいの？｣

｢うん、人間なら直ぐに出来ること、教祖様なら知っているでしょう？｣

幾ら教えを説いてもらっても家に帰ったら暴言暴力。
けど、あれからお母さんを守らなきゃ、
その一心でずっとやってきたのに、お母さんもそんなことするなら。
Aは童磨が人を食べてることに何となく感づいてるし、人間では無いことも何となく分かってる。
だから最期はここに来たかったんだ。自分でケジメをつけた後、童磨に食べて貰えるように。

｢だめだよ、Aちゃん。Aちゃんはダメだ。｣

｢何で…？教祖様も反対なさるのですか…？｣

｢……鬼にならないか？Aちゃん。記憶も無くなる、ずーっと生きていける。俺がずっと傍に入れる。｣

それに、あんな親だって直ぐに救ってあげられるんだよ？




carrotさんリクエストありがとうございました！

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