相思相愛実験【鬼滅の刃】【リク停止中】

▼自○しようしたことについて ページ35

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【炭治郎の場合】

｢止めろAｯｯ！！！！｣

｢たんじろ、くん…？｣

だから、心優しいAのことが心配だったんだ。
鬼を切る度に増えていく罪悪感。元々は遺族に吐かれたとても小さな責め苦だったけれどもそれも積み重なれば悪いことをしているような気がする。
感謝の言葉すら耳に入らない、
人殺しという言葉に耐えられなくて。

｢Aは人殺しなんかじゃない！！人一倍鬼に慈愛を持っているじゃないか！｣

｢それでも、私…｣

｢なら君が助けた人のお礼の言葉も聞けばいい。Aは沢山の人に感謝されているんだから。｣





【善逸の場合】

｢ﾂ！！！！なに、やってんだよ！！！｣

｢やだ、止めないでよ、｣

夢を見た、悪夢を見た。
相手の血鬼術っていうのは分かってるけど、それでも仲間に嫌われる夢なんか見たくなかった。
嫌われることが何より怖いAにとって、1番効く血鬼術だった。

｢ｯｯｯAちゃん！！！俺の事を信じてよ！！！！｣

｢え…？｣

｢俺はAちゃんが死んだら後追いするんだからね！！それくらい大切なんだからね！！！｣




【伊之助の場合】

｢お前、何しようとしてたんだ？｣

｢…その刀から手を離して。｣

仲間が死んでくのはもう耐えられない。
Aを庇って最初に肉親が死んだ。周りの人が死んだ。最後は鬼は倒されたけど頼れる人どころか顔見知りすら全員居なくなった。
落ちてた刀で首を切ろうとするAを止めたのが、その場で鬼の首をとった伊之助。
あの時死ななくてよかったって思える様に、

｢…ほんと、あの時死ななくて良かったよね…｣

｢ほんとだぜ！！！なんせ、お前があそこで死んだらこんなに美味しい天ぷら食えねぇしな！！｣

｢わっ…！｣

｢それに、番になることだって叶わなかったしな…｣

｢…｣ﾎﾞﾌﾝｯ





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