第四十四話 ページ45
あ(確かこの辺だったよな…)
私は桃ちゃんのお見舞いに行っていた。
そして桃ちゃんの名前の標識の病室を見つけた。
あ(あれ?ドアが開いている)
私は不信感を抱きながら部屋を覗いた。
あ(…卯ノ花隊長と冬獅郎?)
日「それってどういうことだよ!!」
ビクッ
私はとっさに隠れてしまった。
卯「あまりにもダメージを受け過ぎです。しばらくは目を覚まさないでしょう。というより覚まさないかもしれません。」
あ(…え?)
日「…まじかよ」
あ(…なんの話し??桃ちゃんのこと?)
ガタッ!
あ「あっ」
日・卯「!?」
日「A!?」
あ「…」
桃ちゃんのことかな…
私は立ったまま泣いていた。
あ「桃ちゃんの…ことですか?」
2人とも無言になったからすぐわかる。
結局私は人の大切なものまで奪ってしまう。
私がここにこなければ、
桃ちゃんと冬獅郎は
両想いになれたのに。
冬獅郎が悲しまなくてよかったのに。
私ずっと桃ちゃんに嫉妬していた。
桃ちゃんは
いつも笑顔で優しかった。
それなのに嫉妬してて…
桃ちゃんから自由を奪って
冬獅郎から桃ちゃんを奪った。
私なんて…
私なんて…
いなければ良かったのに。
私は駆け出した。
日「A!!」
冬獅郎ごめんなさい…
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雪華(プロフ) - くろりさ。さん» 今まで気づきませんでした(;-;)ありがとうございます!! (2015年1月8日 19時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
くろりさ。(プロフ) - 二話の『風邪』→『風』じゃないんですか・・・?なんかすいません (2015年1月8日 10時) (レス) id: 8950a2327e (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - コメントありがとうございます(*´-`) (2014年10月18日 21時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
かのん - マジで最高です♪ (2014年8月10日 21時) (レス) id: 865cd0780e (このIDを非表示/違反報告)
吉野 - 続きが気になってそわそわする (2014年7月7日 18時) (レス) id: f7762171f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪華 | 作成日時:2013年11月29日 22時