1番近くにいたいから。

第四十三話 ページ44

あ「……ここは」



また病院だ。

頭痛で倒れた時に結構運ばれてたからわかる。



松「A‼」



あ「…乱菊さん？？」



松「…よかったぁ」




あ「…ぅわ」



乱菊は私に抱きついた。




松「…幸い怪我は無いみたいだけど…」




あれ、私なんでここにいるんだろう。

…虚。


怪我が無い？なんで…？



私は恐る恐る聞いてみた。



あ「桃ちゃん…は……？」




松「……」




乱菊さんの顔がすぐに曇った。



松「…まだ、目を覚ましてないの。」



あ「…ぇ」



松「私達が駆けつけた時は虚はいなかった。そこにいたのは2人だけ。」



桃ちゃんが倒したの…？



松「…でも、大丈夫だって卯ノ花隊長も
おっしゃってたから！！」



あ「そうなんですか…」



少し安心した。

桃ちゃん副隊長だもん。

強いんだね…。



あ「後で桃ちゃんの病室に行きます！」




松「……えぇ」

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