検索窓
今日:5 hit、昨日:68 hit、合計:79,210 hit

第四十二話 ページ43

雛「私とシロちゃんは同じ流魂街出身なんだよ!」



ニコニコ話す桃ちゃん。




あ「そうなんですか…。……あの!」




雛「なぁに?」




あ「あの…えっと…、私!…私も冬獅郎のこと好きです…。」




雛「!…ぜんぜん気づかなかった…。ってことは私とAちゃんはライバルだね!」




桃ちゃんは笑顔を向けた。




あ「…はい!」




私もつられて笑う。


なんだ、もう少し早く話せば良かった。
緊張してたのが嘘みたい。


ライバルか……

もう負けは決まってるけどね…。




雛「もうすぐ着くよ!」




あ「あれ…」




今まで緊張で気づかなかったけど…


ここって、
私の村の近く…?



冷や汗が出ているのがわかる。



…逢揆、お婆ちゃん、晴……。




雛「そういえばね?シロちゃんってお婆ちゃんっ子でね?」




お婆ちゃん……


ッッ


頭痛が……



雛「…Aちゃん…?」




桃ちゃんの声が遠くなっていく…。



とその時。




グオオォオォォオ



雛「ウソ…虚!?」




あ「…え?」



なんでこんな時に…


ダメだ…
フラフラして立っておくのも限界…。



桃ちゃんは私が守らないと…

冬獅郎の大事な人。


冬獅郎が悲しんじゃう…。



雛「Aちゃん!下がって!!」




桃ちゃんは戦闘体制に入っている。




あ「…だめ……。……!」




虚は迷わず私を狙って来た。



あ「⁉」



ダメだ…よけきれない。



グサッッッ



あ「!!!!!」



私に血がかかる。

…私のじゃない



あ「桃ちゃん…なんで?」




雛「Aちゃん死なせるわけにはいかないでしょ?私弱いんだよね…ごめんね?」



あ「桃ちゃん?」



頭痛が……


なんでみんな私を守ってくれるの?

こんな私を…



桃ちゃん死なないで…

冬獅郎が…



私の意識は途切れた。

第四十三話→←第四十一話


ラッキーカラー

あずきいろ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
88人がお気に入り
設定タグ:BLEACH , 日番谷冬獅郎   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪華(プロフ) - くろりさ。さん» 今まで気づきませんでした(;-;)ありがとうございます!! (2015年1月8日 19時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
くろりさ。(プロフ) - 二話の『風邪』→『風』じゃないんですか・・・?なんかすいません (2015年1月8日 10時) (レス) id: 8950a2327e (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - コメントありがとうございます(*´-`) (2014年10月18日 21時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
かのん - マジで最高です♪ (2014年8月10日 21時) (レス) id: 865cd0780e (このIDを非表示/違反報告)
吉野 - 続きが気になってそわそわする (2014年7月7日 18時) (レス) id: f7762171f3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雪華 | 作成日時:2013年11月29日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。