第十九話 ページ20
日「やっと目ぇ覚めたか…」
目の前には日番谷冬獅郎がいた。
あ「……」
日「お前が寝てからまた2週間たった。」
2週間…?
日「お前、あの時刀を持って倒れて…」
あ「…はい……」
やっぱり涙を止めることはできなかった。
日「……お前なにがあったんだ?」
あ「……なにも、…ないです…」
何もなくはない。
私は誰にも頼れない。
私が大好きな人はみんな私のせいで死んでゆく。
これ以上人と関わりを持ちたくない。
日「何もないわけ……。…そうだよな、いつかお前が話してくれる日まで待つから…」
ポンッ
あ「!」
日番谷冬獅郎は私の頭を撫でた。
そんなことされたら涙が止まらない。
日「そういえばお前の名前聞いてねぇな。」
あ「花影Aです…」
日「花影か…」
あ「あのー…苗字じゃなくて名前でよんでくれませんか?」
日「え?あ、おぅ…//」
花影は捨てられる時には既についていた名前だった。
Aはお婆ちゃんがつけてくれた大事な名前。
日「Aよろしくな。俺は十番隊隊長だ。冬獅郎でいい。」
あ「十番隊?隊長?」
私にはわからないことがたくさんあった。
私はいずれまたこの人を傷つけてしまうんじゃないか。
お婆ちゃんと晴みたいに。
あまり深くは関わらないようにしよう。
その後冬獅郎は十番隊や護廷十三隊について話してくれた。
ラッキーカラー
あずきいろ
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雪華(プロフ) - くろりさ。さん» 今まで気づきませんでした(;-;)ありがとうございます!! (2015年1月8日 19時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
くろりさ。(プロフ) - 二話の『風邪』→『風』じゃないんですか・・・?なんかすいません (2015年1月8日 10時) (レス) id: 8950a2327e (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - コメントありがとうございます(*´-`) (2014年10月18日 21時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
かのん - マジで最高です♪ (2014年8月10日 21時) (レス) id: 865cd0780e (このIDを非表示/違反報告)
吉野 - 続きが気になってそわそわする (2014年7月7日 18時) (レス) id: f7762171f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪華 | 作成日時:2013年11月29日 22時