第十七話 ページ18
ここはどこだろう…。
私は真っ暗な闇に一人でいる。
あ「誰か…誰かいないの?」
誰もいない。
「いるわけないじゃん」
あ「え?」
「お前が村に来るから」
「お前のせいで晴が」
「お前がいなければ」
暗い世界の何処かから次々に声が聞こえる。
あ(お婆ちゃん助けて……)
婆「A…」
あ「お婆ちゃん!?」
でも辺りにはお婆ちゃんの姿は見えない。
婆「…Aがいなければ」
あ「…お、婆ちゃん…?」
婆「Aがいなければ死ぬことはなかったのに。」
逢「Aがいなければ晴は死ななかったのに。」
私の目の前はさらに暗くなって行く気がした。
あ「お婆ちゃん!?逢揆⁉」
…
あ「⁉………夢?」
目が覚めると病院みたいなところにいた。
?「大丈夫か?」
あ「誰?」
「俺の名前は日番谷冬獅郎だ。」
あ「日番谷冬獅郎…?」
さっきの暗い世界は何だったの…?
日「お前うなされてたけど大丈夫か?」
あ「………」
あ(そうか、やっぱりお婆ちゃんも逢揆も私は邪魔だと思ってたんだね…)
苦しい。
勝手に涙がこぼれる。
日「…お、おい?」
そのまま私はまた眠りに入った。
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雪華(プロフ) - くろりさ。さん» 今まで気づきませんでした(;-;)ありがとうございます!! (2015年1月8日 19時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
くろりさ。(プロフ) - 二話の『風邪』→『風』じゃないんですか・・・?なんかすいません (2015年1月8日 10時) (レス) id: 8950a2327e (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - コメントありがとうございます(*´-`) (2014年10月18日 21時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
かのん - マジで最高です♪ (2014年8月10日 21時) (レス) id: 865cd0780e (このIDを非表示/違反報告)
吉野 - 続きが気になってそわそわする (2014年7月7日 18時) (レス) id: f7762171f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪華 | 作成日時:2013年11月29日 22時