第十四話 ページ15
逢「Aはさー、俺らの妹みたいな感じだよなー」
あ「逢揆と晴は私のお兄ちゃんとお姉ちゃんだよ♪私、逢揆が晴みたいにいなくなっちゃうんじゃないかなって…ずっとそう思ってたんだよ?でも、今日逢揆から同じようなこと言われてなんか安心したというか…何というか…三人でいれてよかったな!って思えた!」
逢「A…。いつかこういう話がもっと楽しく話せるようになるといいな…。あの時何があったか、いわなきゃなんねーよな…」
あ「…」
私はずっと聞きたかった。
私がいない間に何があったのか。
逢「あの時な…あそこはすごい綺麗な花畑だったんだよ。でも急にあの怪物が現れた。逃げようとしたけど無理だった。あんな怖がってる晴を初めて見てさ。抱えて行こうと思ったけど手遅れで、怪物の方が先に晴を抱えてしまって…そこにAが来たんだ。」
あ「…それで、晴はあの時?」
逢「あいつな…最後に“Aは絶対に死なせない。私達の妹だから…Aを頼む”って言ったんだよ。」
あ「え…」
私はやっぱりいろんな人に助けてもらってばかりだ…。
逢「だから、こんどはAを俺が…」
逢揆が言いかけたその時だった。
グオォォォオオォォ…
逢・あ「!?!?」
晴を襲った怪物だった。
あ「な、んで…?こんなことって…」
なんで、なんでまた来るの?
今日やっと逢揆に会えたのに…
私が逢揆を護りたい…。
私は逢揆がいる方を向いた。
…
…
あ「え……逢揆?」
私の隣にもう逢揆はいなかった。
慌てて怪物の方を見たけど、逢揆はいなかった。
おかしい…
あ(逢揆どこ…?)
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雪華(プロフ) - くろりさ。さん» 今まで気づきませんでした(;-;)ありがとうございます!! (2015年1月8日 19時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
くろりさ。(プロフ) - 二話の『風邪』→『風』じゃないんですか・・・?なんかすいません (2015年1月8日 10時) (レス) id: 8950a2327e (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - コメントありがとうございます(*´-`) (2014年10月18日 21時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
かのん - マジで最高です♪ (2014年8月10日 21時) (レス) id: 865cd0780e (このIDを非表示/違反報告)
吉野 - 続きが気になってそわそわする (2014年7月7日 18時) (レス) id: f7762171f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪華 | 作成日時:2013年11月29日 22時