今日:1 hit、昨日:23 hit、合計:145,265 hit
小｜中｜大
帰路 ページ9
♡
帰り道。
「リングの中に引きずり込まれたとき、色んなものを見たんです。
目を瞑って、耳を塞ぎたくなるような空間で…」
最初は暴れていた紅呂奈も、今は自分の腕の中で大人しくしている。
「私が私じゃ無くなるような気がして、怖くて仕方なかったんですけど…」
その時の光景を思い出しているのか、彼女はゆるりと瞼を閉じた。
数分で彼女を変えたほどだ。
一体、どんな景色を見たのだろう。
そう思っても、それを僕が目にすることは無い。
「……」
「雲雀さんなら、どんな私のことも護ってくれるかなって。
そう考えたら怖くなくなったんです。」
「！」
一点の曇りもない真っ直ぐな瞳を向けられて、静かに目を見張った。
「約束、しましたから」
♡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ろこ(プロフ) - ゆかりさん» そう言って頂けると嬉しいです！ (2019年5月15日 11時) (
レス) id: a6342bde11 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 更新楽しみです (2019年5月15日 1時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ろこ | 作成日時：2019年5月2日 22時
