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♡
「…あ、れ」
雲雀さんの顔みたら、安心して力が抜けてきた。
かくっと膝をつきそうになると、身体を浮遊感が包む。
「わ、わわ、雲雀さん！！」
＿＿お姫様抱っこ！！？？
「なっ！」
「若いねぇ〜」
みんなの前でとか、恥ずかしいにもほどがある。
なのに、本人はといえば平然とした顔で私を抱き上げている。
さらに抵抗すると、私を押さえ込もうと雲雀さんがぎゅっとするので、なんかもう色々逆効果。
「暴れるな」
「いやいや！あの！歩けま、す……うっ、」
＿＿動いたらふらふらしてきた…
「大丈夫…？」
心配してくれるクロームちゃんが可愛いので、なんかもう大人しくしよう。
「紅呂奈、その身体じゃむりだ。ヒバリに送ってもらえ」
「だな。無茶すんなよ」
リボーンくんに山本くんが賛同した。
2人に言われたらもうじっとするしかない。
そして、大雑把に了平くんが締めた。
「うむ良くわからんが…とにかく皆無事でよかったな！」
＿＿確かに。
頷いて周りを見れば、誰も欠けること無く、
みんな笑っていた。
「うん。本当に、よかったあ」
こうして、長かったリング争奪戦は幕を閉じた。
♡
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ろこ(プロフ) - ゆかりさん» そう言って頂けると嬉しいです！ (2019年5月15日 11時) (
レス) id: a6342bde11 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 更新楽しみです (2019年5月15日 1時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろこ | 作成日時：2019年5月2日 22時
