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♡
＿＿＿！！
手から全身へと伝わる光は暖かい。
それに、身体が軽くてふわふわしていく。
先程とは打って変わって、穏やかな気持ちだ。
力がみなぎるというよりは、光に包まれているような感覚。
＿＿＿なんて、優しい炎
カグヤさんの炎が馴染んでくると、頭がクリアになって、迷いも不安も吹き飛んだみたいだった。
「……」
『よい目をするようになりましたね。
この力の意味を、貴女は正しく理解し、使ってくれますね』
「はい。」
真っ直ぐ目を合わせる。
この力で、何が出来るかは分からない。
でも、私に出来る精一杯を、この力となら共に乗り越えられる気がした。
『さぁ行きなさい、白石紅呂奈。
貴女の愛する、ファミリーの元へ』
「カグヤさん、ありがとうございました…！」
視界が霞んでいく。
今いる、不思議な空間が終わるみたいだ。
『あの言葉…やはり貴女はわたくしなのですね。』
それが頭の中に響いてきた刹那、私は元のグラウンドに立っていた。
♡
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ろこ(プロフ) - ゆかりさん» そう言って頂けると嬉しいです！ (2019年5月15日 11時) (
レス) id: a6342bde11 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 更新楽しみです (2019年5月15日 1時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろこ | 作成日時：2019年5月2日 22時
