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♡
「無謀なことばかりするのは十年前から変わらないね、紅呂奈」
雲雀さんは淡々に告げるが、尚更責め立てられているような気がする。
「…はい」
「2日間は何もせず、しっかり休んで。
この部屋は十年後の君の部屋だから、好きにするといい」
そう言って彼は部屋を出て行った。
「………」
十年後の自分の部屋を見るのは、何だか妙な気分だ。
和風な造りの風紀財団のアジトだが、この部屋の床はフローリングでベットがある。
壁一面にびっしり詰められた本棚には美術書や写真集中心に、マンガやライトノベルもある。
その辺は変わらないなぁ、と思っていると、ある一角に目が止まった。
＿＿医学とか勉強してるんだ
こんな力を使うだけあって、医療には思うところがあるんだろうと納得する。
とりあえず暇つぶしにと、ベットから身を乗り出して今の私でも読めそうな机の本に手を伸ばした。
♡
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ろこ(プロフ) - ゆかりさん» そう言って頂けると嬉しいです！ (2019年5月15日 11時) (
レス) id: a6342bde11 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 更新楽しみです (2019年5月15日 1時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろこ | 作成日時：2019年5月2日 22時
