俺らが紫耀を守るから34

ちょっと昔のお話　きしひら編 ページ37

紫耀くんと岸くんの昔のお話を書いてみました。
完全に私の妄想です。




平野side

平「ふぁぁぁぁぁ〜〜〜」

岸「でっけえあくびだな笑 おはよ」

平「はよ、岸くん…」



前日深夜まで仕事をしていたこともあり、起きたのはもう昼過ぎ。

リビングに降りると岸くんだけがソファに座ってこっちを見ていた。



平「あれ、みんなは？」

岸「もうとっくに仕事行ったぞ」

平「そっか、、みんな仕事なんだ」

岸「オフは俺らだけだからな。２人でなんかする？」

平「なにすんだよ笑 ふぁぁっ…もう一眠りしよ…」

岸「えっまだ寝んのっ？！」

平「おやすみ〜」



岸くんには申し訳ないけど、俺は永遠にオフがあったら何日寝てられるか試したいくらい睡眠大好き。
それに仕事が忙しくなると不眠症になっちゃったりするから、寝れる時に寝ておきたいんだ。



平「…んん……スー…」



布団に潜り込むと、一瞬で夢の中に落ちた。








平「…あれ？」



目を開けるとそこは白い壁が続く廊下だった。

ここって、スタジオ？



平「何で俺こんなとこに……さっきまで家にいたはず…うわっ！」

Jr.「おはよ！何そんなとこに立ち尽くしてんの？早くしないとレッスン始まるよ！」

平「…え？俺？」



見たことあるようなJr.の子に肩を叩かれ、よく分からないまま後をついていった。



平「…え、うそでしょ…」



レッスン用の控え室に入るとたくさんのJr.がいて、俺は目を疑った。



神「しょうおはよ！」

平「…じん？」

神「なに？どしたの？」

岩「しょおおっはよー」

平「…玄樹？てかみんな…」

岩「ん？体調でも悪いの？」



目を丸くしたまま立ち尽くす俺に、とびっきりの笑顔を向けて神と玄樹は歩いて行った。


これ…どういうこと？



永「しょおどしたん？」

平「…うわっ！えっ、れんっ？！」

永「なっなんやねんっ！びっくりしたなぁー」



おかしい。
どうなってるんだよ。


そして目の前に広がる鏡に目が移った時、俺はさらに目を見開いた。



平「…ぇ……俺、、、若い…」



鏡の向こうの自分は明らかに10代の頃の自分で、神や玄樹、廉もまだまだヤンチャ盛りって感じの子どもだった。



平「ちょっと待っ…高『しょおーーー！！』かっ、海人っ？！」

高「ん？どしたの？」



背中に突進してきた海人も完全に子ども。
２０代のみんなじゃない…


どうなってんだよこれ…
まさか、タイムスリップ？


突然起こった現象に、頭の整理ができなかった。

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