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．
楓の帰る方向と私達の帰る方向は違う
声のボリュームを落として玲於くんに話しかける
『……れおくんっ』
玲於「ん？」
『楓、送ってって』
玲於「…は？」
『男でしょ』
玲於「え、ちょっと」
『私達ちょっと２人で帰りたいからそっちは２人で帰って！ごめんね〜』
顔を赤くして焦ってる２人を残して亜嵐の手を引っ張り別の道に入った
．
亜嵐「なに？２人になりたかったの？」
『違う！向こうを２人にさせるためでしょ！』
亜嵐「あ〜(笑)」
『じゃ、亜嵐またね』
亜嵐「おいおいおいおい、俺らも２人で帰ろ」
『やだ』
亜嵐「はい強制」
無理矢理手を繋がれ家までの道を歩く
．
『お母さんに会ったら確実に勘違いされる』
亜嵐「俺のなんだから間違ってはねぇだろ(笑)」
『亜嵐の思考回路おかしい』
亜嵐「おバカちゃんに言われたくありませ〜ん」
『……はい、ここ家』
亜嵐「近っ(笑)」
『送ってくれてありがと』
亜嵐「素直じゃん」
『悪い？』
そう言って亜嵐を見上げると亜嵐の匂いに包まれる
『外ですけど…』
亜嵐「知ってる」
『見られたら困、「無理すんな」
『…は？』
亜嵐「お前、今日無理して笑ってる時あったぞ」
『そんなわけ、っ』
亜嵐「……なんかあった？」
どうして気付いたの？
なんで気付いちゃったの？
そんな優しい目で覗き込まないで
弱くなっちゃう
『……おじいちゃんが、入院しただけ、だよ』
亜嵐「…そっか、でも無理して笑うなよ」
私の頭をポンポンと撫で、優しいキスを落として歩いていった
．
『……ばか…っ』
溢れそうな何かを堪えて玄関の扉を開けた
．
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吉村有紗 - 私このお話大好きですあの昨日Twitterをフォローさせてもらったんですけどまだフォローになってないんですがフォローダメでしょうか？ (2021年4月3日 12時) (
レス) id: 2b7e036497 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃらん(プロフ) - ゴジラさん» ありがとうございます！インスタはやってないんです（ ; ; ）Twitterならやってます〜、！ (2018年4月1日 17時) (レス) id: 77e465c276 (このIDを非表示/違反報告)
ゴジラ - 読んで独占欲がドキドキだなぁと思いました！インスタやってますか？やってたらつながりたいです！続き楽しみです！！ (2018年3月30日 16時) (レス) id: 8f455d5c84 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃらん(プロフ) - 愛菜さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします(^^) (2018年3月23日 18時) (レス) id: 77e465c276 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - おはようございます、愛菜と申します。白濱さんの独占欲？所有欲？が爆発してますね！！これから二人ともですが気持ち自覚していくのでしょうか？？続きが楽しみです↑↑ (2018年3月22日 6時) (レス) id: ac1b2c500f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃらん
| 作成日時：2017年7月14日 12時
