ヒメ【東京リベンジャーズ】参 (ページ6)

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「A…」

『ドラケン怒らせてどうするの？そんな事してたらドラケンは離れていっちゃうよ。』

「彼氏持ちのAにはわたしの気持ちは分かんないよ。」

『うん。分かんない。好きでもない人とそうゆう事しようとするエマの気持ちが分かんない。』

「…」

『ドラケンは、ちゃんとエマの事見てるから大丈夫だよ。』

「Aはそう言うけどさ、うちは全然分かんない！」

『だからって、して良い事と悪い事がある。…自分の身体は大事にして欲しい。』

「…ごめん。」

エマの目を見て言えば下を向いて謝るエマ。
伝わったみたいだからいいか。

『ドラケン、怒ってたよ。』

「え！？ほんと？」
「…え？」

嬉しそうなエマと青ざめるたけみっち。

『分かんないけど、多分？たけみっちに対してか、エマに対してかは分かんないけど。』

「う…」
「俺…殺される…？」

『ちゃんと反省しなよふたりとも。特にたけみっち。』

「はい…。」

こちらを見たドラケンと目が合ったので、話が終わった事を頷いて知らせる。

「ほら、集まれてめぇら！集会はじめっぞ！」

後でドラケンにもちゃんと言わなきゃな。
ドラケンの掛け声に整列する隊員達を見ながらそう思った。