観戦少女 (ページ36) - 小説/夢小説

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:76,891 hit

36 ページ36

皆が沢山食べてくれたおかげで用意していた食材は綺麗になくなった。

まだ選手達は休憩時間らしく、部屋で過ごしたり、食堂にいたり、散歩していたりと皆自分たちの好きなように過ごしている。

私も自分の分食べたし片付けも終わったので献立表とにらめっこし夜の献立を考えていた。
今日の夜はカレーを作ろうとしていて、木村さんが持ってきてくれた食材をどれくらい使うか…

「白石さん、いいか？」

『宮地さんと木村さん？どうしたんですか？』

「俺達今日の食事当番なんだよ。それで何すればいいかと思って」

『そうですね、私は食器類の準備や台拭きをお願いしようと思ってたんですけど…』

「そんなことでいいのか？」

『料理は慣れてるので大丈夫ですよ』

「頼りにしてるぜ、Aちゃん」

『あっ…名前』

「あ、わりぃ！高尾がずっと言ってたから移っちまった」

『そっちのが私も嬉しいので先輩さえ良ければそのままでお願いします』

そう言うと宮地先輩は了承してくれた。

「あ、おい宮地。そろそろ行かねーと練習始まるぞ」

「ほんとだ。じゃあAちゃん、また後で！」

『はーい！いってらっしゃい！』

私は先輩達を見送り、夕食に取り掛かるまで時間があったので少し昼寝することにした。

お腹もいばっぱいになってるし、少しだけ寝よう。