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マント ページ14
ハックス 「キーラ、これを着ておけ」
どこかに行ったなと思っていたのだがマントを手にして戻ってきたハックス、素っ気なくポンとキーラに渡した。
キーラ 「マントですか？私はもともと動きにくいのでつけないのですが」
ハックス 「まだ傷も治っていないようだから
一応保護にもなるだろうと思ってな、擦れたりしないよう特別に軽いものを選んだ」
キーラ 「なるほど、ありがとうございます。」
キーラは素直に受け取りさっとマントを羽織った。
ハックス 「あぁまだ何か必要なものがあったら言え。」
《またレンに触られたらイヤだしな、それにファズマにも男が変な気を起こすかもしれないと聞いたし、とりあえずはこれでいいだろう。》
ハックスの本心はこうだったのだがキーラは全く気づいていない。
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作者名：chibamituki | 作成日時：2019年12月15日 11時
