colorful station.。

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それから数年して…


今日は上杉君とお出かけ。


なぜかって？

それは…
私たちはあの日からどんどん親密になっていったんだ。

最初はメールくらいだったけど…


今現在、大学に入ってからは週一ぐらいで会ってるんだ。

最近はどっちも忙しくて、今日は久しぶり。


でも、この関係は『友達』。

私は上杉君にそれ以上の感情を寄せているけど、それは言わない。
いえば、この関係が崩れてしまうから。


なんて、考え事してたら、上杉君が来ちゃった。

私はすぐに『友達』としての仮面を被った。


「久しぶり、上杉君。」

「そういうことになるな、A。」


いつもの挨拶。


そこから、自分の周りにあったことを話す。


私は話しながら、幸福感でいっぱいだった。

でも、最近、これだけじゃ満足していないことは絶対に言わないけどね…



話始めて数時間、だんだんあたりが暗くなってきた。


「そろそろお開きかな？」

「ああ、でもちょっと付き合ってほしいんだけど…
いいか？」


なんだろうと思いながらも承諾すると、上杉君は颯爽と歩いていく。


私は慌てて後を追う。


そして15分くらい歩いたところで、上杉君は止まった。



ここはどこだろうと辺りを見渡すと…



そこは私が始めて上杉君とあったところだった。

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