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第5話 ページ6

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エレンside




しかも同じ布団!!?やっぱりそういう関係だったんだ…と声が出ないように口を抑え、Aさんが寝ているはずの方へ見てみると







「あ…」






と、思わず声が出てしまった。

そこには、Aさんの布団をぎゅうっと抱きしめて眠っているオルオさんの姿。


一気に恥ずかしい気持ちから「うわあ…」というドン引きへと変わり、どうして兵長とAさんが一緒に寝ているのかが分かった気がした


きっと、Aさんは逃げてきたんだろうな。舌噛み変態野郎から…

自然と出たタメ息を吐くと、「ん…」と兵長はぐっとAさんの肩に手を置き、少しだけ距離を縮めた

きっと寝ぼけているんだろうけど、ちょっと…まだ経験値が少ないガキの俺の顔は真っ赤に染まっているだろう。見てはいけないものを見てしまった気分だ




でも、冷静になってみれば…

憧れている人類最強の2人の寝顔を見るのは初めてであり、レアかもしれない


そう思うともう少しだけ目に焼き付けたい!と目を隠していた両手を外し、2人を見てみるが…

少ししたら、やっぱり恥ずかしくなりすぐに目を逸らし、見たらダメだ!と首を振る






ぺ「エレン、早いね」

「ぺ、ぺトラさんっ」

ぺ「どうかしたの?」

「い、いえっ…」






なるべく小声で言い、首を振る。オルオさんの隣で寝ていたぺトラさんは、早くも異変に気づき、オルオさんの姿を睨みつける

そして迷いなく枕を手にしては、思いっきりオルオさんの顔面を叩いた。その衝撃でオルオさんは舌をまた噛んでは「ぎゃっ!!」と声をあげる








ぺ「この変態野郎!!舌を噛みちぎって早くしんじゃえっ!!」

オ「い、いてええっ!!なんだよっ…ぺトラ、俺何も変なことしてないだろ!?手も出してねぇよ!!」

ぺ「私にじゃないわよ!バカじゃないの!?アンタってば本当にもう!!」







そんなぺトラさんの怒鳴り声で皆は「何の騒ぎだ」と目を覚まし、兵長やAさんも目を覚ました

その時みんなが騒いでいる傍で、兵長の顔を見てみると1人静かに真っ赤な顔を隠していた。

そんな可愛い兵長を見て、笑ってしまったのは秘密だ。




∼ End ∼

人類最強には秘密事があるようです→←第4話



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設定タグ:進撃の巨人 , リヴァイ , 短編小説   
作品ジャンル:アニメ
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ことみ - 最近の癒やしです!!いつもありがとうございます✨あと、読む順番が、わからなくて…。右腕を失くしちゃったところまでは読んだんですけど…!作品の題名と一緒に番号もふってくれたら嬉しいです! (8月24日 14時) (レス) @page30 id: 668738a717 (このIDを非表示/違反報告)
リヴァイ好き - 無理じゃなくても、いいです。 すいません♪ (2019年8月13日 18時) (レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
リヴァイ好き - 右腕失った後もみたいです! お願いします! (2019年8月13日 18時) (レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
そよん - 気が付いたら一日一回はこの小説読んでました!これからも楽しみにしてます! (2015年8月17日 13時) (レス) id: 697f6b0fd3 (このIDを非表示/違反報告)
ルリア - 夢主ちゃん死んでしまった…リクエスト失礼します。夢主ちゃんが生き返る?か。現パロか学パロがいいですね。それと<かよさん>のリクエストもいいと思います。なんか我儘ですいません。 (2015年8月10日 14時) (レス) id: 831d697a1d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はてな | 作者ホームページ:h  
作成日時:2015年6月20日 3時

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