林間学校・引率:織田作之助 ページ4
織田「皆、班は決まったか?じゃあ、各班カレー作りにかかれ」
先生の声を合図にみんなはカレー作りに取り掛かる
ナオミ「A、一緒に食材を切ってくださいます?」
A「了解ー」
私は同じ班で親友のナオミと一緒に食材を切り、炒め、水を入れて具材を煮込む。
後は頃合いを見てルーを入れれば完成だ
A「私、ちょっとご飯見てくるね」
ナオミ「ええ、お願いします」
鍋はナオミや同じ班の友達に任せて、ご飯を炊いている飯盒のところに向かう
A「お、いい感じ(^^♪」
飯盒から、ご飯のいい匂いがする。こっちもそろそろで完成しそうだ。
すると……
織田「危ない!」
A「え?
……キャッ!」
突然後ろから肩を掴まれ、其方に引き寄せられる。其れと同時に、ご飯を炊いている火から、
パチッと火の粉が強く跳ねた
織田「大丈夫か?A」
織田先生の声がして、自分が織田先生に抱きしめられていることにやっと気付いた
A「あ、はい。大丈夫です」
そっか、先生が助けてくれたんだ。
織田「そうか……
異能で、お前が火の粉で火傷する未来が見えたから……
間に合って良かった……」
A「有難うございます」
織田「飯はもういいだろう。仲間のところへ運ぶとしよう。俺も手伝ってやる」
先生に掴まれた肩が仄かに熱を帯びている……
きっと火の近くに居たせいだ、と自分に言い訳をしながら、班のみんなとカレーを完成させた
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ハイド - こういう学校行きたい。 (2019年3月17日 11時) (レス) id: 978af02bfc (このIDを非表示/違反報告)
サヨ - ありがとうございました。満足しましたよ。 (2017年1月9日 16時) (レス) id: f90adf2d5a (このIDを非表示/違反報告)
歩(プロフ) - 初めまして文化祭で執事喫茶を開いたようです:マフィアのAって誰ですか (2017年1月9日 14時) (レス) id: 40469d2706 (このIDを非表示/違反報告)
サヨ - リクエストしていいですか? ドストエフスキーさんで 図書室っていうのはどうですか? 更新待ってます。 (2016年12月27日 16時) (レス) id: e8aa5139ae (このIDを非表示/違反報告)
澪奈(プロフ) - 華吹紫亜さん» 態々すみません!!あ、後、この小説、面白くて好きです!応援してます^ ^ (2016年11月30日 23時) (レス) id: cfb93e9ef6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華吹紫亜 | 作成日時:2016年10月9日 21時