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omi said
Aが俺を選んでくれたら
言うつもりもなかった
俺は日本に帰国してから…
色々考えたし出来ることは全てした
Aに会った時
俺を選ばなかったんだってわかった
だから……
「Aと付き合う？セカンド？
いや、愛人に？
Aはそれで納得したわけ？」
マリアにはここに来る前に
話して頼んだ
だからAが俺を選ばなかったって
分かった時にメールして呼んだ
A「ちょっと？臣どーいう意味？」
「きちんと話してくれるんですよね？」
臣の言葉は正也に向けられたもの
多田「いや…それは…」
「A、俺は選ばれなかった
負け惜しみで言ってんじゃない。
出来ればお前にはこの事言いたくなかった。
どんな理由でも他の誰かのせいでも
もうAが傷つくのみたくなかったから。
こいつは既婚者だ。」
A「え？…え？…
正也嘘だよね？」
多田「違う、いや…別居してるし
別れるつもりだし…
Aを思う気持ちは本当だから！」
なんだ？くだらねえ男
俺こんな男に負けたのか
「仕事の事もAのブランド
引き受けてくれる先も見つけてあるから。」
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作者名：miniminimana
| 作成日時：2021年8月31日 16時
