いれいすと人狼ゲーム2

タイトル55 ページ10

side ないこ


「そういえばみんな、朝ごはんは？」



ほ・し・あ「「「…………。」」」


ま「まだぁぁぁぁ〜。」


(りうら以外朝ごはんまだなのか……。

俺もまだ食てないけど…。)



ほ「え〜じゃあぁ、みんなでなんか
食べに行こうよ！

僕もうお腹すいちゃった！！」


し「いいじゃん！

よし、じゃあ行こ行こ！！」


あ「おっしゃ、俺運転するで〜。」


そう言うと、あにきは小走りで先に
行ってしまった。



ま「あにき、ありがとぉ〜。

まろおしゃけとピザがいい〜。」


「いやいや、朝からお酒もピザも
無理でしょ！？

きついって！！」



4人でだらだら移動しながら外に出た。



あ「おし、カギ開けたから乗って！」


既に着いていたあにきが声をかけた。



あにきの車は、シンプルで大きな黒色だった。



あ「あ、ないこは助手席な。」


肩にポンっと手を置かれた。



(あにき、背ちっさいから手置きずらs…
じゃなくて……。)


「なんで？」



言われた通り、助手席に座るとぐいっと
あにきは後ろを親指で指した。


そっと視線を後ろに向ける。



ほ「やった〜、僕真ん中〜。

んふふ、めっちゃ楽しみ〜、

あ、ねぇねぇねぇねぇ、どこ行くの？
何食べる？何がいいかなぁ〜？


僕ねぇ〜、実は今ねぇ〜……」



し「ぶいーん、ぶいーん、ぶいぶいぶい
ぶいーん！！………」



ま「なんっで、俺がほとけの隣に
座んなきゃいけねぇんだよ！！

どけ、ほとけ！

降りろ！！！」



………………。


あ「…あいつらをここ(助手席)に
座らせたらマジで五月蝿いからな…。


で、ないこが一番静かかなって…。」



あ〜……なるほどね。



あ「おし、出発するで〜！！」

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