いれいすと人狼ゲーム2

タイトル76 ページ31

side ないこ


「あとさ、まろに言っときたい…約束したいことがあるんだけど…いい？」


ま「？」



唇に指を添えながらじっとまろを見据える。

さっきのまろの考察を聞いて、少しでもまろの手助けが出来るように…。


そして、少しでも投票の際、俺の判断材料になるように…。



「あと、他のみんなには秘密ね？」



ま「え？

んん、あぁ、わかった」



そういってくれたのを確認してからまろに顔を寄せ、そっと囁く。



「実は銃とナイフ……俺の部屋にもあったの」


ま「え…はっ！？」



そう告げるとまろは、すっとんきょうな声をだし、絵に描いたように目を丸くした。



「それで…………」


…………。


〰

「…ってことで、まろ、よろしくね！」



ま「はっ？！

お前っ…ないこほんと馬鹿なんじゃない？！


あぁ〜こいつがそんな奴だったとは…」



まろは頭を押さえているが、気にしないことにする。



「はははっ！

よし、食堂行こ、お腹すいた！！」



まろを置いて、歩みを進める。


早めにりうらを見つけて鍵返さないとだしな…。



中央の部屋に入り、床に置きっぱなしにしていたコンビニの袋を手に持つ。


その時丁度、どこぞのお店の袋を持ったりうらと出くわした。


(ん？ 昨日も見た気がするぽt……)



り「あ、ないくんおはよぉ。

よく寝れたぁ〜？」


「…りうらに抱きつかれたままだったから寝るしか選択肢が無かったけど…。

…まぁ寝れましたけども」



り「んははっ、じゃあ良かった」

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