...(G) ページ23
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〜ジョージside〜
みのとも知り合いだったらしいAは、俺たちが一緒に住んでいることを知らなかったらしい。
そりゃ、そうか。
俺がいるなんて知っていたら、きっとAはここまで来ない。
この場にいるのが気まずいのか何なのか、Aは自分の荷物を持って、俺たちの家から飛び出した。
気が付けば俺は、自分でも知らぬ間にAの後を追いかけた。
久しぶりに聞くAの声。
久しぶりに見るAは高校生の頃よりも、もっと綺麗になっていた。
俺がAに惹かれたのはクシャッとなる笑顔。
それなのに、目の前にいるAは、あの時と変わらずに泣くのを堪えている。
泣き顔なんて見たくないのに。
「あたしは…っ！ジョージになんてもう会いたくなかった！！！！」
もしも会うことが出来るのなら、酷い言葉の一つや二つ言われたって仕方がないと思っていた。
けれど、実際に言われてみるとさすがに応えた。
G「ごめん、ごめんな…」
謝ることしか出来ない俺。
その場にいるのが嫌になったのか、Aはどこかへ走り去ってしまった。
もう一度、Aを追いかける勇気が出なかった俺はその場に立ち尽くす。
やっぱり俺のことなんて、嫌いなわけで。
そりゃ、会いたくもないやつだよな。
そんなこと覚悟してたはずなのに、いきなりの再会に心の準備など出来ているわけもなくて。
G「クソ…っ！」
誰もいない道端に、俺の声だけが静かに響いた。
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Nagi(プロフ) - 更新楽しみにしてます。 (2018年3月21日 0時) (
レス) id: 03c7ff1664 (このIDを非表示/違反報告)
おその。(プロフ) - ｸ ﾛ ｷ ｱ ﾘ ｻさん» コメントありがとうございます。更新楽しみにしていただいて本当に嬉しいです。 (2018年2月8日 22時) (レス) id: e22b678d9c (このIDを非表示/違反報告)
おその。(プロフ) - 花恋さん» コメントありがとうございます。少しずつですが、更新再開していきたいと思います。 (2018年2月8日 22時) (レス) id: e22b678d9c (このIDを非表示/違反報告)
おその。(プロフ) - luvrm07lgさん» コメントありがとうございます。更新遅くなってしまい申し訳ありません。 (2018年2月8日 22時) (レス) id: e22b678d9c (このIDを非表示/違反報告)
ｸ ﾛ ｷ ｱ ﾘ ｻ(プロフ) - とても読み入りました！少し切なくてでも面白くてこのお話すごく好きです！更新が楽しみでうずうずしてます(笑)更新待ってます＼(^o^)／ (2017年12月27日 18時) (レス) id: ff49cd4551 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おその。 | 作成日時：2017年9月15日 19時
