ミジュマルの新技 ページ48
ヤ「ナァ…ププププププププ!!」
サトシ「ツタージャ!つるのムチ!」
ヤナップの先ほどのオーダー通りとは違い、見えないくらいの速さで種を打って行く。
ツ「タァァァァ!」
ツタージャのツルは、ペンドラーの角に巻き付いたが、ペンドラーとツタージャ。
大きさは何倍もある。ペンドラーが頭を少し振っただけでもツタージャは振り回されていた。
サトシ「戻れ!ツタージャ!」
ペンドラーのタイプは毒と虫…?毒に相性がいいのはエスパーだけど…虫タイプには弱いから、効果抜群になるのだろうか…
「ええい!一か八か!チョロネコ!いくよ!」
チョロ『行くわよ!』
今まではツタージャの方に集中していたペンドラーは、なぜか私の声に反応して、今まで向けていた尾を頭の方向に体を移動。
《ドラァ……》
「へ!?」
《ドラァァァ!》
デント「危ないどくどくだ!!」
ペンドラーの口から出てきた紫色の液体。
見るからにどくどくそうだけど、当たったら一瞬で体は溶けてしまいそう。
もう終わりだ。そう思い目を瞑ると、刀で切り裂くような素早い音が耳に入った。
「…え」
うっすら目を開けると、ホタチを刀のように振り回し、毒を近くにあった木に飛ばしているミジュマル。
「ミ、ミジュマル…」
ミ「みぃじゅっ!」
アイリス「あの技はシェルブレード!?」
「…技を覚えたのね!」
ミ「みぃじゅっま!」
ミジュマルを抱きかかえると、ミジュマルは嬉しそうに鳴いた。
《ペンドゥゥ…!》
サトシ「アイリス、他にポケモンいないのか!?」
アイリス「い、いるにはいるんだけど…」
サトシ「じゃあ出せよ!」
アイリス「わかってるったらわかってる!すっごいポケモン持ってるんだから!」
サトシ「じゃあそのすっごいポケモン見せてみろよ!」
アイリス「お願い…協力して!出ておいで!ドリュウズ!!」
アイリスのボールから出てきたのは見たことのない姿のポケモン。
サトシ「え…」
サトシも不思議そうに思って、ポケモン図鑑を向けて見ると、図鑑とはすがたが違うようだ。
デント「ドリュウズっていうのは普段は図鑑通りの姿で、アイリスのドリュウズは地中を掘り進む時になる姿…。
珍しいね」
アイリス「…はぁ」
15人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゲジ眉プーさん(プロフ) - 奏者さん» おおおお!ありがとうございます!読者様の温かいお言葉を受けると私作者も、更新しやすくなります…!本当にありがとうございました(*^o^*) (2016年9月23日 21時) (レス) id: e3245b550b (このIDを非表示/違反報告)
奏者 - この作品好きになりました!応援してます!更新頑張って下さい(*^^)v (2016年9月23日 20時) (レス) id: acab1ff10d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:.-chanfu-. x他3人 | 作成日時:2016年8月5日 11時