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時計台を護れ! ページ43

アイリスの発言に一瞬焦りを感じたが、私にはあの子がいる。

「大丈夫!私にはチョロネコがいるわ!この子だって…サイコキネシスは使えるわ!」

サトシ「そうか!」
デント「…上手く行くかはわからないけど…やってみよう!!」

サトシは帽子のつばを後ろに回してポカブの入ったボールを投げた。

ポ「かっぶぅ!!」

サトシ「ポカブ!あの金具に向かって火の粉だ!」

ポ「かぁぁぶぅぅ!!!」

ポカブは今まで見たことない様なほのおの威力を出して、金具を熱した。

デント「僕たちも行くよ…!ヤナップ!タネマシンガン!!」


次にヤナップがタネマシンガンで金具を変形させた。

サトシ「ツタージャ!グラスミキサー!」

「ミジュマル達!みずでっぽう!」

最初は変形していた金具はS字の金具に戻り、次は鐘をどう引っかけるかだった。


するとアイリスとサトシは、鐘をヒヒダルマと共に持ちあげようと、鐘を支えた。

デント「僕も!」

アイリス「みんな頑張って!!」



「私もなにか力にならないと…!チョロネコ!サイコキネシス!!」

チョロ『やっと出番ね…!

チョロォォォォッ!!!』


ダ「ダル…!ダルダル!」

「ダルマッカ達はヒヒダルマにかえんほうしゃをして!

ヒヒダルマの元気を取り戻すのよ!!」

ダルマッカ達は深く頷き、ヒヒダルマに思いっきりかえんほうしゃを放った。


チョロ『チョッ…ロォォ!!』


私達が苦戦している中、するとガコンッ!と、なにかが動く音がした。

ヒ「…」

「え…?なに?」

ヒ「ダァァァァァァッッッ!!」


サトシ「あれは…!!」

唖然とした私達の目に映るのは、ポケモン図鑑でみたヒヒダルマの姿。
通常フォロムの姿だ。

ダ「ダルダル!」

ダルマッカ達は凄くよろこんでいるようだ。

ヒヒダルマの力持ちのおかげで、鐘はなんとか金具に引っ掛けられた。

チョロ『チョロ…』

「ちょ、チョロネコ!大丈夫…?」

チョロ『えぇ…なんとか…少し無理しすぎたみたい。』

チョロネコは私の膝にパタリとたおれてしまった。

「お疲れ様。ゆっくり休んで。」


アイリス「でもよかったわね!鐘が直せて!」
サトシ「でも!お前達、人のご飯を盗んじゃダメだぞ!?」

ダ「ダルダ…、」

「でもヒヒダルマ達はこの時計台を護りたかったのよ。ジョーイさんにこの事を言えば、市長さんに話が回るよ。」


ヒヒダルマ達はにこりと微笑み、月明かりが漏れる窓から顔を出し、雄叫びをあげた。

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ゲジ眉プーさん(プロフ) - 奏者さん» おおおお!ありがとうございます!読者様の温かいお言葉を受けると私作者も、更新しやすくなります…!本当にありがとうございました(*^o^*) (2016年9月23日 21時) (レス) id: e3245b550b (このIDを非表示/違反報告)
奏者 - この作品好きになりました!応援してます!更新頑張って下さい(*^^)v (2016年9月23日 20時) (レス) id: acab1ff10d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:.-chanfu-. x他3人 | 作成日時:2016年8月5日 11時

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