ヒヒダルマとダルマッカ ページ41
「うっわぁ〜…これ、本当に熱いね」
先ほどアイリスが言った時より確実に温度は上がっていて、もうすぐ空きが始まるというのに汗まみれだった。
ダ「ダル!ダール!ダル!」
ピ「ピィカピカ?」
サトシ「この上に…?」
デント「どうやら原因はこの上のようだね。」
ますます暑くなる一方、階段を登り終えると、あまり見覚えのないポケモン…?が居た。
「この子…!」
デント「あれはヒヒダルマだ!」
サトシがヒヒダルマに図鑑を向けていると、写真とは違う見た目に驚いた。
デント「でもヒヒダルマがなるこのフォルムは眠るときや体力が少ないとき…」
ふと、上を見上げると、夕方ジョーイさんが言った時計台撤去の理由となぜダルマッカ達が町の人のごめんを盗むのかがやっとつながった。
「みんな!ヒヒダルマの上にある物って!」
アイリス「あれは…鐘!?」
ヒヒダルマが今なっているフォロムになるときは、サイコキネシスや、エスパー技を使うとき精神や瞑想、集中力を高めるためでもある。
ヒヒダルマはそんな重い鐘を1人で持ち上げて居た。
デント「そうか!ヒヒダルマ達はこの時計台の鐘を守って居たんだな!?」
「…でも、どうして鐘なんかを支えているの?」
ピ「ピ…ピカチュ!」
ミ『みぃじゅ!』
ピカチュウとミジュマルが見つけたのは鉄の金具が変形した物。
アイリス「まさか!ヒヒダルマは金具から外れて落ちて来た鐘をずっと持って居たわけ!?」
ダ「ダル!ダルダル!」
すると、ダルマッカ達がリージョンフォルしたヒヒダルマの前に置いたお団子ときのみが、ヒヒダルマのサイコキネシスによってヒヒダルマの口の中に運ばれた。
デント「なるほど…ヒヒダルマの体力は長くは持たない…だからダルマッカ達はこのヒヒダルマのために食料を届けていたんだね…」
ダ「ダールダァ…」
デントの言葉に共感する様ダルマッカは俯いた。
「んじゃあ、私達がこの鐘を治してあげようよ。」
サトシ「なるほど!でもどうやって?」
「私にいいアイデアがあるわよ!
まず最初にサトシのポカブが火の粉で金具を柔らかくして、そこでデントのヤナップがタネマシンガンで金具を上手く変形させる。
それで上手くツタージャが引っ掛けてくれればいいんだけど…」
アイリス「まって!A!じゃああの鐘はどうやって持ち上げるのよ!」
「あっ…」
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ゲジ眉プーさん(プロフ) - 奏者さん» おおおお!ありがとうございます!読者様の温かいお言葉を受けると私作者も、更新しやすくなります…!本当にありがとうございました(*^o^*) (2016年9月23日 21時) (レス) id: e3245b550b (このIDを非表示/違反報告)
奏者 - この作品好きになりました!応援してます!更新頑張って下さい(*^^)v (2016年9月23日 20時) (レス) id: acab1ff10d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:.-chanfu-. x他3人 | 作成日時:2016年8月5日 11時