ダルマッカが盗み出した原因 ページ36
〜♪
ジョーイ「サトシくん、Aさん、お預かりしたポケモンはみんな元気になりましたよ!」
カウンターに行き、ミジュマルを受け取ると、外は夕陽で照らされていた。
アイリス「あ…、ねぇねぇ!あれ、なに?」
窓の外を見ていたアイリスがなにか気になるものを見つけたのかこちらに問いかけた。
「本当だ…大きい建物だ」
ジョーイ「あぁ、あれは時計台よ。ずっと昔からあるから、今はもう動かなくて、撤去されるかも知れないのよ。」
サトシ「えっ!?あんな大きな建物が!?
で(グ〜…」
サトシがなにか話の続きを言う前に、私たちの腹の虫が大きくなった。
デント「そ、そっか…今日僕達ランチ食べなかったもんね」
アイリス「もぅ!ダルマッカ達がご飯取っちゃったからね!」
ジョーイさんはそれを聞いた瞬間に目を丸くした。
ジョーイ「…ダルマッカが町の人々のご飯を盗むようになったのは…、あの時計台が原因なの。」
「時計台が…?なんで…」
チョロ『でも理由もなく食料を取るわけ無いわよね…。』
町の人「ジョーイさん!回復おねがいします!
ジョーイ「あっ!はーい!この話は、忘れてください」
サトシ「あっ!ジョーイさん!」
ジョーイさんは笑顔でそう言うと、別のトレーナーの元へ行ってしまった。
「…どうしたんだろう。」
夜ご飯の時間になると、私達はダルマッカの事を忘れていて、お昼の食べれなかった空腹を消すようにみんなはばくばくと食べていた。
アイリス「このコロッケ最高!!」
サトシ「あっ!アイリス!それ俺の!」
「2人とも…ゆっくり食べないと喉に詰まるよ!」
デント「この2人って…似た者同士だね」
デントが苦笑をしながら何気なく言うとサトシとアイリスは眉をひそめた。
サトシ「誰が似た者同士だって!?」
アイリス「誰が似た者同士だって!?」
デント「(やっぱ似てんな…)」「(似てんなこいつら…)」
ジョーイ「皆さん!今夜は満月なので、お月見団子を用意しましたよ!!」
サトシ「あはっ!俺、手伝います!」
アイリス「私も!A!いこっ!」
「うんっ!デントも行こ!」
デント「あっ!あぁ、うん!」
厨房らしき部屋に行くと、ワゴンにはお月見団子が綺麗に飾られていた。
サトシ「これか…!じゃあ…」
サトシが団子の皿に手をつけようとした瞬間、目にも止まらぬ速さでなにかが通った。
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ゲジ眉プーさん(プロフ) - 奏者さん» おおおお!ありがとうございます!読者様の温かいお言葉を受けると私作者も、更新しやすくなります…!本当にありがとうございました(*^o^*) (2016年9月23日 21時) (レス) id: e3245b550b (このIDを非表示/違反報告)
奏者 - この作品好きになりました!応援してます!更新頑張って下さい(*^^)v (2016年9月23日 20時) (レス) id: acab1ff10d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:.-chanfu-. x他3人 | 作成日時:2016年8月5日 11時