可愛いは正義だ。 ページ34
デント「んぅ、もうじきだよ。」
サトシ「おぉ!うまそう!!」
「いい匂い…!って、あれ?」
たまたま通ったのか、赤いだるまポケモンのダルマッカがよちよちとあるいてきた。
アイリス「この子って…」
サトシが図鑑を向けると、サトシは目を輝かせた。
サトシ「お前可愛いな!…でもどうしてここに?」
「きっとこのデントのパエリアの匂いにつられて来たんだよ〜。だって、この子達本当に可愛いんだもんー!」
デント「それは光栄だね、」
するとダルマッカは手足を引っ込めて眠る時の状態になってしまった。
アイリス「え。」 「わ…。」
アイリス「キャーー!!可愛い!!」「ナニコレ!!可愛い、」
サトシ「うわっ!アイリス、A!どうしたんだよ!」
「見て見て!サトシ!デント!ダルマッカ寝てるよ!超可愛くない!?」
デント「これはダルマッカが眠るときの体制なんだよ。」
アイリスがダルマッカに触れると、ダルマッカの重心が傾いた。
サトシ「あ!倒れちゃうぞ!」
アイリス「あぁ!ごめん!」
アイリスがパッと手を離すと、そのまま倒れるはずのダルマッカは倒れず、起き上がり小法師のように起き上がった。
可愛いは正義だ。
「あぁ…可愛いなあ」
キ「キバッ!?キバぁ!キバキバ!」
ダルマッカの可愛さに浸っていると、後ろでキバゴとピカチュウ、チョロネコの言い合いのような声が聞こえた。
チョロ『何よ!私はやってないわ!』
ピ「ぴぃか!?ピカチュ!」
アイリス「どうしたのよ!」
ふとテーブルを見ると、デントが作ったポケモンフーズが無くなっていた。
「あれ?チョロネコ、ポケモンフーズは…?」
キ「キイバ!キバキバゴ!」
身体を使って怒りを表すキバゴと、困った顔のピカチュウとチョロネコ。
アイリス「え!?取られたって!?誰に!」
ピ「ピィカッ…」
チョロ『チョろ…』
サトシ「おいおい、待ってくれよ!ピカチュウはそんな事しないよ!」
「そうよ!ワタシのチョロネコもそうだよ!
…あれ?」
デント「どうしたんだい…?ってあれ!?」
デントさんの片手に乗っていたはずのアイリス特製のお月見団子はいつの間にか無くなっていた。
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ゲジ眉プーさん(プロフ) - 奏者さん» おおおお!ありがとうございます!読者様の温かいお言葉を受けると私作者も、更新しやすくなります…!本当にありがとうございました(*^o^*) (2016年9月23日 21時) (レス) id: e3245b550b (このIDを非表示/違反報告)
奏者 - この作品好きになりました!応援してます!更新頑張って下さい(*^^)v (2016年9月23日 20時) (レス) id: acab1ff10d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:.-chanfu-. x他3人 | 作成日時:2016年8月5日 11時