底無し沼にはまったお ページ30
サトシ「よいっ…しょ。」
なんとか高い崖を登り、ツタージャをみつけた。
ツ「タジャ!?」
サトシ「見つけたぞツタージャ!よぉし!ピカチュウ…」
ミ「ミジュゥ!」
待ってましたと言わんばかりに手持ちモンスターボールから出てきたのは、この前ゲットしたばかりのミジュマルだった。
ミ「ミージュミジュ。」
ピ「ピカ…?ピカチュウ。」
サトシ「なぁ!お前がやってくれるのか?ミジュマル!」
ツ「タジャ。」
チョロ『サトシ、サトシ。』
サトシ「あっ、チョロネコ…。Aのか。」
チョロ『あのミジュマル…オスじゃない?』
サトシ「どうゆうことだ?」
チョロ『だから、あのツタージャはメス。このミジュマルはオス。さっきピカチュウにかかったメロメロが効いちゃうわよ。』
サトシ「いいさ!ミジュマル!水鉄砲だ!」
ミ「ミィジュマァァァァ!!」
ツ「タァッジャッ」
ツタージャは再びウインクをし、ミジュマルにハートを解き放った。
ミ「ミ?みじゅ?
ミィジュァ♡」
ツ「タァァッ!」
チョロ『逃げたわ!』
サトシ「くそッ!ピカチュウ、チョロネコ!追いかけよう!」
ピカチュウは俺の肩によじ登り、チョロネコはピカチュウが登った反対側の肩に乗った。
サトシ「行くぞ!」
サトシ「…確か、ツタージャは森の方に行ったよな…。」
ピ「ピカチュウ!」
ピカチュウが指をさす先には、大きな木々を飛び回るツタージャ。
サトシ「まってろツタージャ!」
木のツタをターザンのように使い、なんとかツタージャを追うことができた。
ツ「…タジャ」
サトシ「待ってろ!!!」
次のツタに飛び移ろうとした瞬間、この状況で1番聞きたくない音が聞こえた。
ブチィィッ
チョロ『チョロォッ!?』
ピ「ピカッ!?」
サトシ「うわぁぁぁぁぁ!!!!」
ボチャンッ!!
チョロ『ハァ…ハァ…。だ、だいじょうぶ?』
サトシ「なんとかな…って、うわぁ!」
なんとか助かったと思いきや、落ちたところは底無し沼だった。
サトシ「…くっ、動けない…ピカチュウ、チョロネコ!俺の肩に乗れ!」
ピ「ピカ…!」
サトシ「いいから早く!」
ピカチュウは泣く泣く俺の肩に乗ったが、体は沈んでいくばかりだった。
サトシ「2人とも俺の頭に乗れ!」
もうダメだ。
そう思った時に、声が聞こえた。
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ゲジ眉プーさん(プロフ) - 奏者さん» おおおお!ありがとうございます!読者様の温かいお言葉を受けると私作者も、更新しやすくなります…!本当にありがとうございました(*^o^*) (2016年9月23日 21時) (レス) id: e3245b550b (このIDを非表示/違反報告)
奏者 - この作品好きになりました!応援してます!更新頑張って下さい(*^^)v (2016年9月23日 20時) (レス) id: acab1ff10d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:.-chanfu-. x他3人 | 作成日時:2016年8月5日 11時