夢の跡地に現る3人組。 ページ21
デント「ムンナは大丈夫なんですか?」
マコモ「えぇ、ムンナとこの光は惹かれあっているから。
…この事件の謎を解く鍵は夢の跡地にあるはず。」
サトシ「夢の跡地?」
すると町中にジョーイさんの声が響いた。
ジョーイ『サンヨウシティの皆さん、非常形態体制をお願いします。ポケモンを外に出さないでください。』
私達はジュンサーさんのパトカーに乗せてもらい、夢の跡地に向かった。
長い沈黙の中、口を開いたのはデントさんだった。
デント「…夢の跡地と言うと…町外れの廃墟ですよね。何年か前に、大爆発を起こしたと聞きましたけど…。」
マコモ「えぇ…。あの廃墟はポケモンエネルギー研究所の跡…そこではムシャーナが夢を食べて出す煙をみんなの役に立つエネルギーに変える研究をしていたの。
私もその一員だったわ。」
「夢を、エネルギーに?」
マコモ「研究が完成すれば、究極のクリーンエネルギーが作り出せる。何しろ、エネルギーの元となるのは人のポケモンが見る、夢なんだもの。
…だけど」
サトシ「何があったんですか!?」
マコモ「…エネルギーの権利を巡って、沢山の人達がやってきたの。彼らが抱く野望もある意味では夢…。
そうした欲に満ちた想いまで吸収してしまったムシャーナは膨れ上がる夢に処理しきれず…。
ムシャーナは研究所の爆発とともに姿を消してしまった…」
ジュンサー「それで、研究を…。」
マコモ「ううん、やめました。
ムシャーナもいなくなって研究に嫌気がさしたから、街を離れたんです。でも、ムンナはこうして何かを感じとってくれたから…
私達は戻ってきたの。そしてこの光…ムシャーナはどこかで生きている。」
ジュンサー「あら?あれは…」
サンヨウシティの街から外れ、木が一層に生えているところに来ると、視線の向こうにはピンク色んした空。
車から降りると怪しい3人組。
ジュンサー「ちょっと!そこで何をしているの!」
??「そこで何をしているの!の声を聞き。」
??「答えてあげよう明日のため」
??「フューチャー。白い未来は悪の色!」
??「ユニバース。黒い世界に正義の鉄槌!」
??「われらこの地にその名を記す!」
ムサシ「情熱の破壊者・ムサシ!」
コジロウ「暗黒の純情・コジロウ!」
ニャース「無限の知性・ニャース!」
3人「さぁ集え!ロケット団の名のもとに!」
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ゲジ眉プーさん(プロフ) - 奏者さん» おおおお!ありがとうございます!読者様の温かいお言葉を受けると私作者も、更新しやすくなります…!本当にありがとうございました(*^o^*) (2016年9月23日 21時) (レス) id: e3245b550b (このIDを非表示/違反報告)
奏者 - この作品好きになりました!応援してます!更新頑張って下さい(*^^)v (2016年9月23日 20時) (レス) id: acab1ff10d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:.-chanfu-. x他3人 | 作成日時:2016年8月5日 11時