#23 ページ25
慧「俺ちょっとバイトまで寝てく」
A「え!ここで?」
慧「んー…あ、やだ?気が散っちゃう?だったら」
A「いやじゃない!」
慧「ほぇ、」
A「…あ、」
なんだか思ったより大きな声を出してしまった自分に驚いて、
頬の辺りがかぁっと火照る。
そんな私をきょとん、と見つめていた彼の頰が、ふ、と緩んだ。
慧「Aってさ、やっぱ」
そう言ってまた目を閉じる。
慧「楽しー…」
そんな距離感で、
そんな甘い声で、
そんなことを言われて、
どんな風に返せば正解なのか、私には分からない。
A「…ありがとう」
ただ、胸の奥が苦しくなるくらい広がっていく甘い想いを噛み締めているだけ。
ふふ、って含み笑いをしたまま、彼の息はすやすやと穏やかになっていった。
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夜神月風火 - いつも楽しみに読んでます。ちゃみさんがだいすきなので、更新されるたびにうれしく思います!無理なさらず頑張ってください! (2019年8月15日 15時) (レス) id: d7aa5f874c (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - Twitterで2つ連載されると聞いてわくわくしながら待ってました!いつもちゃみさんの新作を見るとどんな伊野尾くんでも本当にきゅんきゅんするんです!2つ同時に連載されるのは大変かと思いますが、無理なさらないでくださいね!ずっと待ってます! (2019年4月5日 1時) (レス) id: 06987761d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃみ | 作成日時:2019年3月22日 0時