幼なじみ��*剣城京介 ページ46
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午前の授業が終わってやっとお昼……
朝のお弁当の件が気になって、
全然授業に集中出来なかった……
こんなに後悔してしまうなら
お弁当、自分で渡せばよかったな……
もう後悔しても遅いんだけどね……
｢……はぁ…………｣
｢お〜いっ！Aさんっ！
お昼一緒に食べよう！｣
｢わっ………え、天馬くん……？｣
突然現れた天馬くんに驚きを隠せない……
驚かされるの2回目……
天馬｢お昼！一緒に食べようよ！｣
｢……え、えと……｣
なんで天馬くんが私を誘うの……
全然わからない……
あ…、お弁当押し付けたこと、謝らなきゃ……
天馬｢行こっ！｣
｢わゎっ…ちょ……｣
私の手を掴んでぐいぐいと引っ張っていく
すごくにこにこしてて楽しそうだし……
逆らえるわけはなく黙ってついて行くしかない……
.
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行先は屋上だった……
そこにはサッカー部の子達が丸くなって
お弁当を広げていた……
その中には、京ちゃんもいる……
天馬くんは早く早く〜って私の手を引いていく
すごいいい笑顔で連れてきたよ〜と
みんなに報告してて、なんなんだろう……
私に気づいた京ちゃんは
むすっとしてて機嫌が悪そうだ……
もう、怒ってほしくないのに……
嫌われたくないのに……
｢……私、帰るね……｣
何か話したら、涙がこぼれそうで
それしか言えないまま私は屋上から出た
階段を一番下まで降りて、
すぐ右にある影になっているところで
涙が引くのを待とうと
その場に座って膝に顔を埋める……
どうしてこうなっちゃうんだろう……
｢……嫌われたくないのに……｣
｢……嫌ってない｣
突然近くで声が聞こえたもんだから
びっくりして顔を上げると
目の前に京ちゃんがしゃがんでいて、
いわゆる壁ドン状態だった……
｢…………っ……｣
顔の近さに驚いて、ドキドキして、
つい顔をまた伏せてしまう……
剣城｢……嫌ってない………｣
｢…嘘、だよ……｣
剣城｢……嫌ってない……｣
｢……嘘っ……｣
剣城｢……好きだ｣
｢……え、｣
ぱっと顔をあげた途端優しく抱きしめられた……
剣城｢……好きだ…………
名前、前の呼び方でいい……
俺以外に、Aって呼ばせるな……
簡単に、手を繋がせるな……｣
｢…………うん…、
私も好き、だよ……、京ちゃん……｣
話したいことはいっぱいあるけれど、
今はこの幸せを味わっていたい……
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あやか(プロフ) - 瑠璃さん» わ、元気を出して貰えたなら良かったです！コメントして良かった(｡･･｡)ご自分のペースでゆっくり更新してくださいね、続編も楽しみにしてます頑張ってください！(●´▽`●) (2020年5月13日 15時) (
レス) id: 9edf19eee5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - あやかさん» コメントありがとうございます！最近あまり良い文章を書けなくて悩んでいたのですが、なんだか頑張れそうです.☆.｡ありがとうございます！ (2020年5月11日 12時) (レス) id: 75384eaf90 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 初めまして！最近夢小説にハマっていて、こちらの作品にたどり着きました。キュンキュン止まらなくてやばいです…!!最近見た作品の中で1番好きです…(´；ω；`)ｷｬｱｱ (2020年5月7日 21時) (レス) id: 9edf19eee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃 | 作成日時：2012年3月27日 14時
