雨の日は��*風丸一郎太 ページ35
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風丸｢A…！お待たせ…じゃ、帰ろうか｣
｢……あ、えっと…………｣
風丸｢……？どうしたんだ…？｣
ど、どうしよう…
風丸くんと帰ったら、
明日女子たちになんて言われるか分からない……
でも、
せっかく私のために早く着替えて来てくれたのに…
風丸｢……俺と帰るの、嫌か……？｣
｢嫌じゃないです…！よろしくお願いします…！｣
あんなにしょんぼりした顔されたら
申し訳なくて、断れないよ…
風丸くんと相合傘で歩く……
2人で傘に入ってるのは仕方ないとして、
できるだけ体がぶつからないように離れなきゃ…
風丸｢…A…？肩濡れるから、
もっとこっちに寄ってくれるか…？｣
｢あ……、私は大丈夫だから、
風丸くんの方に傘寄せて大丈夫だよ…？｣
風丸くんは少し困った顔をしたけど、
あとは何も言ってこなかった…
私から話しかけるのはまずいよね…
でも沈黙がつらい………………
思い切って話しかけてみようか…
｢風丸くんは、サッカー部だよね…？
今日は雨だったけど練習してたの…？｣
風丸｢…あぁ、外では練習出来ないから
今日廊下で筋トレだったんだ｣
｢へぇ、そうなんだ…！
廊下で練習もするんだね…！
サッカー部、すごいなぁ｣
それからしばらく他愛もない話をたくさんした
風丸くんはとても優しくて、
相手のことをちゃんと考えて話す人で
モテるのも分かるな〜って思った…
｢…風丸くんがモテるの、すごくわかったよ…！｣
風丸｢…え？｣
｢あ、風丸くんって優しいでしょ…？
私を傘に入れてくれたしね…！
クラスの子たちもかっこいいって言ってたよ…！｣
風丸くんは、びっくりした顔でこっちを見ている…
その後俯いたと思ったら、少しの沈黙のあと、
こちらをじっと見て、
風丸｢……Aは、俺のこと、
かっこいい……って、言ってくれないの…？｣
｢……え、｣
風丸｢Aのこと、好きだ…
なんとも思ってない子と、相合傘する程、
俺、優しくないよ……？｣
｢……わゎ、えと……｣
風丸｢……いいよ、返事は……
Aが俺の事、なんとも思ってないの知ってるし…
だから、好きになったんだし……
だけど、これからは覚悟しといてよ…
絶対好きにさせてみせるから…！｣
｢……あ、えと、はい……、｣
優しい彼のかっこいい一面を見て、
私の心はもう、彼に傾いていることを、
私も、彼も、まだ気づいていない……
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あやか(プロフ) - 瑠璃さん» わ、元気を出して貰えたなら良かったです！コメントして良かった(｡･･｡)ご自分のペースでゆっくり更新してくださいね、続編も楽しみにしてます頑張ってください！(●´▽`●) (2020年5月13日 15時) (
レス) id: 9edf19eee5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - あやかさん» コメントありがとうございます！最近あまり良い文章を書けなくて悩んでいたのですが、なんだか頑張れそうです.☆.｡ありがとうございます！ (2020年5月11日 12時) (レス) id: 75384eaf90 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 初めまして！最近夢小説にハマっていて、こちらの作品にたどり着きました。キュンキュン止まらなくてやばいです…!!最近見た作品の中で1番好きです…(´；ω；`)ｷｬｱｱ (2020年5月7日 21時) (レス) id: 9edf19eee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃 | 作成日時：2012年3月27日 14時
