検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:16,227 hit

81 ページ30

.






ki








玉森が愛のこと連れて出て行った後
気まづい雰囲気が流れていた。









「ミツあの人……」









困惑の色を浮かべる彼女。
気付いた?お前らだって悪いんだよ。









「なに?」









2人して熱い視線向けてたんだから。









「何もない。」









「ふふ、こっちこいよ」









って言うと隣に座り、肩に頭置いてきた。









「なに?甘えたいの?」









俺のドS心煽ってくる彼女。
顎持ち上げてこっちに視線向かせた。
目のやり場に困ってるのかチラチラとしか
視線を合わせてこない。









「……」









微かに足音が近付いて来たのを
確認し









「ふふ、言ってみ?欲しい?」









ほら、部屋の前で止まった
足跡。









「来ちゃうよ……宮田さんと
藤ヶ谷さんと二階堂さん寝てるんだから」









「んなもん、起きねぇよこいつらは。
……欲しくないの?」









ジワジワと瞳を潤ませて
眉をへの字に曲げてこっちを見る。









そんな彼女がかわいくて、
見せつけてやろうぜ、俺らの愛情。
そこで盗み見してる奴らに。









優しく頬を包み唇を重ねた









「んっ……」









唇を離して視線を絡ませると
耳真っ赤にしてた。









「ふふ、続きは帰ってからな。」









って頭ポンポンってすると
前に向き直って座っていた。









そのあと少ししてから入ってきた
玉森と愛は何も言わず静かに飲み始めた。









お前らのこと言えた質じゃねえけど
悪いけど玉森にみづきの事はやらねぇ。









愛の元に戻る気もねぇよ。









守るものがある。
お前らがどれだけ好きでも
俺らは前見て歩いてんだ。









その為なら俺は手段選ばねぇよ。









「そろそろ帰るか、玉森みんな起こして」









そおいいお会計を済ませにレジに向かった。









「北山さん、お金、いくらですか」









後ろから追いかけてきたのは
藤ヶ谷と玉森で









「要らない要らない。カッコつけさせろよ」









「すいません、ご馳走様です。」









って2人して頭下げてた。









お前らちゃんとまえみろよ









.

82→←80



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
49人がお気に入り
設定タグ:玉森裕太 , 不倫
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みつこ | 作成日時:2018年5月19日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。