沖田先生と秘密の時間【沖田総悟】

1劣等感 《リクエスト》 ページ36

沖「A、早く着替えなせェ」


まだパジャマのままの私の体を撫でながら

先生は言う


貴「ん…、今日は土曜ですよ…？

ずいぶんと早起きなんですね」

沖「言ってあっただろ、今日は姉上がくるんでィ」

貴「あ、忘れてた」

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速攻で着替えて

髪も化粧もして

準備は完璧。


［13時］

ガチャ


？「こんにちわ〜」

陶器を弾いたみたいな

優しくて心地いい

甲高い声が聞こえた



玄関に沖田先生と

迎えに行くと


沖田先生と同じ栗色の

サラサラなショートヘアの

美人が立っていて


ミ「あら、かわいらしい子ね」

土「そこのケーキ屋で買ってきてやったから

食え」

沖「なんで、土方さんがいるんですかィ」

ミ「私が連れてきたの、だって

1人じゃ寂しいもの」

貴「え、沖田先生のお姉さんって

土方先生の彼女さん、、？」

沖「残念ながら正解でィ」



美男美女

その言葉が似合う2人だった。



その2人を見て

劣等感を少し、少しだけ

感じてしまった



その後みんなで

ケーキを食べながら

お話をした


とても楽しくて

あっという間に時間がすぎた



［18時］

ミ「あら、もうこんな時間なのね」

土「そろそろ俺たちも帰らねぇとな」

貴「今日はとても楽しかったです、

また会えると嬉しいです」

ミ「私もよ、また会いましょう？」


フフフと小さく笑いながら

じゃあねと

土方先生とミツバさんは

帰っていった。


それにしても

本当に綺麗で清楚で

優しい人だったなぁ


なんて思いながら

ボーっと玄関で

立ち尽くしていると



後ろから

沖田先生がギュッと抱き寄せてきた


沖「A、何考えてるんでィ」

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