沖田先生と秘密の時間【沖田総悟】

1嫉妬《リクエスト》 ページ1

沖田side





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季節は夏
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貴「もー聞いてるんですかっ！先生」

沖「あっ…あ、すまねェ」

貴「どうしたんですか？…最近、ボーっとしてませんか」

沖「いや？んなこたァねェと思いやすが」






嘘だ。




沖田総悟22歳。


若くして"教師"と言う

安定した職につけている

訳だが。



17歳の生徒

基、柊Aの事が

頭でいっぱいだ。




特に最近なんかは。




貴「？なら…いいんですけどね。何かあれば理由くらいは聞けますから」



理由。




それは




明白だった。





_________ある日



貴「あぁ〜、先生のお家久々だなぁー」

沖「制服シワになるからハンガーにかけときなせェ」

貴「はーい」


そう言って制服を脱いで

ジャージに着替えようとする

Aの首筋には








赤いマーク








沖「っ！


…おい…それ、何でィ」


貴「え？っあ！」




バッ



赤いマークは

Aの手によって

覆い被せられ

見えなくなる。



俺は関係がばれないように

キスマークは必ず

見えない所にする。



でも、アレは

首筋にあって

パッと目がいくような

所にあった。





貴「むっ、虫刺されです…」





何となくAが

嘘をついているような気がして。




夏だから虫刺されだって

思えるのも普通なのに

どうしてか信じれなくて、







胸の中は

黒く染まって行った。

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