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〜キス・キライ・スキ〜𝒩𝑜.22 ページ29

結衣「私とペアなのが,そんなにイヤ?」
少し乱暴にランドセルを背負い,わざと足音を響かせて,私は教室を出た。
だから,ひとり残された桧山が,暫く呆然とした後に,
桧山「なんでこうなるんだよ。・・・・・・ガキ」
唇を噛み締め,そんなことを呟いていたなんて,知る筈もなかった。

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

翌日最後の授業は体育だった。種目はバスケットボール。男女別の練習試合だ。
球技となるとダントツで強いのは桧山と高尾。ドリブルしながら高尾がゴールを目指し,その行く手を桧山が遮る。
桧山「甘い!」
パスカットをしようとする桧山を,高尾がドリブルで避ける。
高尾「まだまだ!」
どちらも負けていない。真剣な表情で,でもすごく楽しそうに戦っていた。
心愛「キャー!高尾くんカッコいいー!」
先生「騒いでないで,試合をしなさい!」
心愛ちゃん達が自分の試合そっちのけで声援を飛ばして,先生に叱られている。
男「これ,小6の試合じゃねーよ!」
と声が聞こえて,其方を見ると征兄さん&テツ兄さんVS大兄さん&真兄さんの試合が行われていた。
青峰「今日こそ,お前らに勝ってやる!」緑間「負け続けるのは嫌だからな」赤司「出来るもんならやってみなよ」黒子「征君,お願いします!」赤司「嗚呼」青峰「テツ!イグナイトは狡いだろうが!」黒子「試合ですよ?本気出すのは当たり前じゃないですか」緑間「そうだな。だったら,カットするまで!」赤司「残念」
征兄さんはそう言うと,誰もいない筈のゴールを目掛けてボールを放った。
緑間「なっ!?」青峰「アリウープだと!?」黒子「残念でしたね。大輝君,真太郎君((ガシャン!!」
テツ兄さんは,ダンクを決めるとゴールから飛び降りた。
蓮華「あんた達,程々にしなさいよ!」さつき「そうだよ!怪我したら,誰が手当すると思ってるのよ!」赤司「わかってるよ」黒子「はい」青峰「そりゃ,おめーらだろ」緑間「すまない」さつき「大ちゃん!!」青峰「やっべ!」蓮華「征,何してんの?」赤司「え?ボールを構えて,大輝にぶつけようかと」蓮華「阿呆か!」赤司「酷っ!」緑間「テツヤ,1on1しないか?」黒子「良いですね。じゃあ,彼奴らは放置しておいて,戦り(やり)ましょうか」
お姉ちゃんと征兄さんと大兄さんとさつきお姉ちゃんが追いかけっこを始めてしまい,取り残されたテツ兄さんと真兄さんが1VS1を始めた。やっぱり,ふたりとも凄いな・・・・・。

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作者名:赤司蓮華 | 作者ホームページ:蓮華のホームページ?by赤司 そんなものはありませんby黒子 相変わらず息ぴったり!by...  
作成日時:2023年4月23日 0時

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