12歳｡〜黒バスキャラとの出会い〜 (ページ34)

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6—2に男女2人の転校生！？Part27〜引き続き修学旅行編ッスよ(｡ゝωσ)ｼｬﾗｯ☆〜ページ34

高尾｢お前ら，よせっ！｣堤｢やめろって！｣びびる花日と香梨奈の盾になった高尾と堤君が，皆を止めようとして声をかけた。その後に，赤司君と黒子君も止めに入った。2人ともちゃっかり蓮華とさつきの盾になっている。赤司｢お前ら，いい加減にしろ！！｣黒子｢征の言う通りだ！お前ら，いい加減しろ！！｣でも勢い良く飛んで来た枕を，4人とも顔面でバフッと受けることになった。花日＆香梨奈｢だ，大丈夫！？高尾･･････/歩･･････｣花日と香梨奈に逆に心配されて，高尾と堤君はちょっと複雑な表情だ。高尾＆堤｢くそ･･････っ！｣そして，蓮華とさつきは心配するどころか，若干笑っている。蓮華＆さつき｢大丈夫？征…w/テツ君…w｣赤司｢これが大丈夫に見えるか！？後，笑うな！とりあえず，蓮華。それくれ｣黒子｢さつき，笑ってないで起こしてくれない？彼奴らに仕返しするから｣とブチ切れていた。さつき｢わかった！後，これ使って。私の布団の枕｣蓮華｢はい｣赤司＆黒子｢お〜ま〜え〜ら，いい加減しろ！！｣と綺麗にハモると同時に枕を叩き付けた。私の前に来た桧山と言えば，盾になるつもりが攻撃に転じて，桧山｢おしっ，やるか〜！｣悪ふざけする男子達と，激しい枕合戦を始めてしまった。するとその時，廊下の様子を伺っていた男子数名が，部屋に駆け込んできた。男子｢やっべ！先生が見回りにきたっ！/電気消せ，電気！/布団に隠れろ，急げ！｣それまで，男女入り乱れて枕投げをしていたクラスメイト達は，急に一致団結して皆で寝たふりを始めた。窓際にいた子が，照明のスイッチをパチパチ倒して電気を消すと，全員が素早く静かに布団に潜った。元々女子の数しかない布団に，男子も一緒に隠れる訳だから，ひとつの布団にふたりとか三人が折り重なって息を潜めることになる。廊下との境のドアが開いて，部屋の襖がそーっと開いた。｢消灯時間です，入るわよ〜？｣声とともに，担任の先生が入って来た。しーんと静かになった部屋の中を，ぐるっと見回している。結衣｢････････････！｣暗い布団の中でゆっくり目を開けた私は，すぐそばに桧山のアップがあって，心臓が飛び出しそうになった。──な，なんでこんなところに！？結衣｢ひ，ひゃあ･･････｣小さく悲鳴を上げてしまいそうになる私のすぐそばで，桧山が｢しーっ｣と口に指を当てた。私は頷いて，慌てて自分の口を両手でおさえる。

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