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6—2に男女2人の転校生!?Part21〜引き続き修学旅行編ッスよ(。ゝωσ)シャラッ☆〜 ページ28

結衣「・・・・・・なんですぐ,私の事がわかったの・・・・・・?」桧山「なんでって・・・・・・」桧山は,少し考えるような顔をした。桧山「わかんねーけど・・・・・・なんとなくだよ。つーか最近,オレ,蒼井を探してばっかだし。ほら,今日も迷子になってただろ」そうだった。桧山は何時も,私を見付けてくれるんだ。水族館で迷っていても,クラゲベールの下に隠れていても・・・・・・。──どんな事があっても,一番に駆け付けてくれる。泣いている私を,必ず助けてくれる。それがオレの本気なんだって,そう・・・・・・言ってくれたよね。桧山「ほら,行くぞ」桧山に手を引かれ,私はステージの上を歩く。繋いだ手が凄く凄く,熱かった。──私を見付けてくれて,ありがとう。桧山・・・・・・。

さつきSide

私,桃井さつきの入ったクラゲベールのすぐそばで,親友の結衣ちゃんが,自分の彼氏の桧山君を呼ぶ声がした。どうやら桧山君は,結衣ちゃんをちゃんと見付けられたみたい。私が安心してると,司会の人がマイクを使って,次の挑戦者を呼び出しているところだった。司会者『彼氏さん,凄いですね!速攻で見付けちゃいました〜〜〜〜〜〜!さぁて,次の彼氏さんは,誰かな〜〜〜〜?』司会の人がマイクで会場に語り掛ける。一瞬,静かになったステージに,軽やかな足音が響く。トモヤ「いっけぇーーー!黒子!」エイコー「高尾達は立て続けに見付けれたんだぜ!黒子もしっかりと見付けてやれよ!!彼女の事!」とトモヤ君とエイコー君の大声が響く。司会者『ええと・・・・・・黒子君,かな?』黒子「はい」やっぱり,司会の人に返事してるのはテツ君だ。ってこは──テツ君,とうとうステージにのぼったんだ!司会者『では,黒子君,どうぞ〜〜〜〜!』コツコツと,テツ君がステージ上を歩いて来る。──大丈夫かな・・・・・・?ちゃんと私を・・・・・・見付けてくれるよね?まぁ,テツ君なら速攻で見つけちゃいそうだなって思って待っていたら,テツ君は迷わず私の前に立ち,すぐに私のベールを上げた。さつき「テツ君!やっぱり凄い!私を見付けてくれてありがと♪」黒子「さつき,みーつけた。どういたしまして((ニコッ」さつき「(🐾´ཫ`* )はうぅ♡テツ君の笑顔プライスレス」黒子「さつき!?」そのまま倒れてしまったけど,いつまで経っても衝撃がなく可笑しいなっと思って目を開けてみると,テツ君が私の事を支えてくれていた。

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作者名:赤司蓮華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/cfd52116461/  
作成日時:2021年12月26日 18時

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