6—2に男女2人の転校生!?Part15〜引き続き修学旅行編ッスよ(。ゝωσ)シャラッ☆〜 ページ22
ちょっと頬を赤らめた花日達は,高尾達の右手に自分の手を重ねた。まるでエスコートされる花嫁さんみたいだ。──いいな,花日達・・・・・・。私も・・・・・・桧山と一緒にって思ったけど。「・・・・・・っ!」ふと振り返った私と視線が合った桧山は,困ったような,少し怒ったような表情でぷいと横を向いてしまった。──だよね・・・・・・。桧山,こーゆーの,凄く恥ずかしがるもん・・・・・・。うん,わかってる。私は,そういう桧山が好きなんだし。だけど・・・・・・やっぱり,高尾や堤君ときちんと恋人同士って感じの花日と香梨奈や付き合ってはないけど恋人同士って感じのさつきが,羨ましくないって言ったら,ウソになる・・・・・・。あれ?そう言えば・・・・・・蓮華達は参加しないのかな?って思ったその時。「きゃあ!?」と麗奈が叫んでいた。一体何があったの?と思って振り返ると,麗奈の目を誰かが隠していたみたいだった。「だーれだ?」なんて,問い出している。よく見てみると,同じ塾の三上稲葉君だった。麗奈「稲葉!?」稲葉「あたりー!麗奈,こんなところで会うなんて,運命的だね。結衣ちゃんも久しぶり」と目を隠していた手を外して,麗奈と私にに笑いかけていた。稲葉君は,私と塾のクラスが一緒の男の子。小学校が違うから,こんなところで会うはずがないのに・・・・・・。麗奈「なんで,稲葉が此処に?」結衣「確かに」稲葉「修学旅行中なんだよ」笑顔で答える稲葉君に,私と麗奈も笑い返した。結衣&麗奈「そうなんだ。うちの学校も修学旅行で──」稲葉「偶然だね!でも嬉しいな。あ,そうだ!麗奈,オレ達も参加しようよ!クラゲのイベント」麗奈「良いの!?」稲葉「勿論!後は,結衣ちゃんと桧山君だけだよ?」って,そんな事をサクサク話す稲葉君の言葉に,引っかかるものを感じる。結衣「”も”って・・・・・・?」稲葉「さっき,蓮華ちゃんと赤司君が,『キセキの世代』のメンバーに絡まれてるのを見掛けてね。気になったから会話を聞いてたんだけど・・・・・・どうやら,全員が蓮華ちゃんの事好きみたいで赤司君が参加しないんなら,自分達が参加して蓮華ちゃんに告白するって・・・・・・それを聞いた赤司君が『黙れ。お前達に蓮華は譲らない。蓮華,イベント参加するぞ』って言い出した後,『え!?あんなに嫌がってたのに!?』『いいから!』そう言った後,そのまま」結衣「ある意味,凄い・・・・・・」なんて感心してたら・・・・・・。
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作者名:赤司蓮華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/cfd52116461/
作成日時:2021年12月26日 18時