12歳｡〜黒バスキャラとの出会い〜 (ページ21)

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6—2に男女2人の転校生！？Part14〜引き続き修学旅行編ッスよ(｡ゝωσ)ｼｬﾗｯ☆〜ページ21

｢イエーイ！リア充イベント，イエーイ！｣一際目立つ大声でエイコーが叫ぶと，クスクスと一般のお客さんの間から笑いが起きた。トモヤもヒューヒューと調子を合わせている。うう･･････クラスメイトながら，ちょっと恥ずかしい･･････。ふと見ると，うちの班の男子チーム──桧山と高尾と赤司君と黒子君が複雑な表情をしている。｢そ，そんなイベントだったんだ･･････/何となく予想はしてたけど･･････/征も？俺も何となくそんな感じはしてたけど･･････｣ビミョーに焦っている高尾と赤司君と黒子君と，むっつり黙っている桧山を前に，まりんがにんまりと笑って言った。まりん｢あー，花嫁のベールってことだもんねー･･････。これって，普通はベールアップの後，キス･･････の流れだよ？｣蓮華｢まりん，なんで言っちゃうのよ。敢えて言わなかったのに･･････｣──ええっ？そ，そうなのー！？私も花日もさつきもドキドキしながら，お互いの顔を見た。

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そして，私達の背後では･･････。｢どーすんだよ，これ｣困り顔の桧山に，吹っ切れた様子の高尾や赤司君，黒子君が，余裕の笑みで解説した。高尾＆赤司＆黒子｢知ってる，桧山？/一翔？結婚式で花嫁のベールを上げられるのは，花嫁を一生”守る”と誓った花婿だけなんだよ｣高尾達の言葉を聞いていた桧山が，クラゲベールに視線を戻した。｢一生･･････守る，か･･････｣

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私やまりんの隣からすーっと離れた花日とさつきと香梨奈が，少し後ろに立っていた高尾と堤君と黒子君の袖を，ちょんちょんと引っ張った。花日｢ねえねえ，高尾，高尾っ！あのねっ｣さつき｢ねえ，テツ君｣香梨奈｢あのさ，歩｣花日やさつきと香梨奈が用件を言う前に，高尾と堤君と黒子君が｢いいよ/しゃーねぇな｣と頷く。｢えっ｣びっくりした花日，さつき，香梨奈に高尾や堤くんや黒子君は優しく笑いかけた。高尾｢参加しよう，綾瀬｣黒子｢参加しようか，さつき｣堤｢参加するか，香梨奈｣花日＆さつき＆香梨奈｢わーい！/やった！/ありがと！｣花日は，嬉しそうにぴょんぴょん飛び跳ねて，さつきと香梨奈は抱き着いていた。そんな花日やさつき，香梨奈に，高尾達は自分の右手を差し出した。

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