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6—2に男女2人の転校生!?Part8〜引き続き修学旅行編ッスよ(。ゝωσ)シャラッ☆〜 ページ15

私は桧山の横顔をそっと覗き込んだ。口元が笑ってしまうのを,止められない。結衣「えへ・・・・・・」桧山「・・・・・・何笑ってんだよ。悪かったな,弟みたいで!」桧山は少し悔しそうに言ったけど,違うんだよ。そうじゃなくて・・・・・・恋人っぽくて嬉しいだよ,桧山・・・・・・。

展望台から高速エレベーターで下まで降りて来た私達は,お楽しみのショッピングモールを散策する事なった。スカイツリーのビルには,沢山のお土産屋さんと素敵な水族館が入っていて,そこも今回の見学コースになっている。金額が決まっているけれど,お土産を買う為のお小遣いを持って来ていいことになっていた私達は,最初の自由時間をお土産のお店巡りに使う事にした。結衣「見てこれ。可愛いー!」店先のワゴンに積まれたミントタブレットを,私が手に取って見せると,花日もワゴンに近付いて来て歓声を上げ,それに続く様に蓮華とさつきもワゴンに近付いてくる。花日「ホントだ!スカイツリー限定だって!」さつき「へぇ。今時こんなの売ってるんだ。凄い可愛い〜!」蓮華「可愛いわね。私達が来た時はなかったからね」ケースが可愛いから買おうかなって,4人で話していた私達の元にまりんがクスクスと笑いながら近付いて来た。まりん「あ〜ら奥さん達,積・極・的っ!」結衣&花日&蓮華&さつき「・・・・・・え?」まりん「キスする準備は,完璧ねっ♪」・・・・・・意味が分からない。私も花日もそして,蓮華とさつきも,その言葉にきょとんとする。するとまりんは何時もの恋愛講座モードで,ウインクをして説明してくれた。まりん「それ,ミントの味のするヤツでしょ?うちのお姉,彼氏とキスする前のマナーって言って,よく食べてるよ」花日「キ,キ,キ,キスぅ!?」花日が真っ赤になっている。そんなつもりは全然なかった私も,思いっ切り動揺してしまった。結衣「これって,そういう物なの!?」そして,蓮華とさつきも少しだけ動揺していたが,悟られないように平静を装っていた。さつき「そ,そういう物なんだ」蓮華「け,けどさ,私とさつき彼氏居ないし買っちゃっても大丈夫なんじゃない?」するとまりんは,うふふ・・・・・・と笑いながら私達の前から去って行った。まりん「わかんないよ〜。もしかしたら,告白されて彼氏出来てその流れでキスしちゃうかもだし♪4人共感想,待ってるわー」ご,誤解なんですけど・・・・・・!後に残された私達は,ミントタブレットのケースを手に,途方に暮れてしまった。

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作者名:赤司蓮華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/cfd52116461/  
作成日時:2021年12月26日 18時

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