6—2に男女2人の転校生!?Part6〜引き続き修学旅行編ッスよ(。ゝωσ)シャラッ☆〜 ページ13
Side結衣
あっという間に,東京へ到着!私達を乗せた観光バス花,最初の目的地スカイツリーの駐車場に着いた。皆でぞろぞろとバスを降りたら,あまりに高すぎて,てっぺんが見えないくらいのスカイツリーが目の前にそびえていた。──す,すごーい・・・・・・。「マジかよ・・・・・・」言葉も出ない私の隣で,桧山がぼそっと呟いた。高尾の腕につかまって,仰け反る様に上を見ていた花日も,ボーゼンとしている。花日「こ,これがスカイツリー・・・・・・」皆,テレビや本では見た事があったけれど,実物のスカイツリーは初めてだったから,もう「凄い!」っていう感想しか出て来ない。エイコー&トモヤ「デカい・・・・・・,そしてデカい!!」トモヤとエイコーがしみじみと言ったら,「デカいんじゃなくて,高いんだよ/ていうか,あんたらうるさい/征の言う通りだな/だよね。スカイツリーって,634mあるからね」ふたりの後ろから現れた,赤司君と蓮華と黒子君とさつきが,静かにツッコミを入れていた。
花日「蓮華ちゃん達,なんか冷静!」赤司&蓮華&黒子&さつき「来た事あるからね/来た事あるし/来た事あるからね/来た事あるんだ私達」花日の尊敬の眼差しに,蓮華達は肩を竦めて見せた。それに横から食い付いたのは,トモヤとエイコーだ。トモヤ「すっげー!赤司達,スカイツリー登り済み!?」エイコー「さっすが都会人達!センパイだ!スカイツリー先輩達だーっ!」お調子者のふたりに囃し立てられて,蓮華達はげんなりしている。蓮華&赤司「だから,来たくなかったのよ/来たくなかったんだ。修学旅行。何で此処まで来て,ツーバカトップの相手しなきゃなんないのよ/ならないんだ」チッ,と舌打ちした蓮華と赤司君の背後に,バス酔いから復活した委員長が,ススーッと音もなく忍び寄って,その肩を叩いた。赤司&蓮華「・・・・・・何だ/何よ」ふたりの顔の前に,委員長が「ドンマイ」のボードを出した。赤司&蓮華「・・・・・・・・・・・なんなんだ!!/なんなのよ!!」いきなり,蓮華と赤司君のイラつきが最高潮になってるけど・・・・・・。私達の班,この後の日程は大丈夫かな。そんな私達を眺めていた担任の先生が,ツアーガイドみたいに片手を上げた。先生「それじゃあ,スカイツリーには,班ごとに登ってくださーい!」はーい,と私達は大きな声で返事をした。
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作者名:赤司蓮華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/cfd52116461/
作成日時:2021年12月26日 18時