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6—2に男女2人の転校生!?Part4〜修学旅行編開幕ッスよ(。ゝωσ)シャラッ☆〜 ページ11

Side結衣

今日は,修学旅行の第一日目。学校の前に止まった大型の観光バスには,皆の荷物が詰め込まれ,いよいよエンジンがかけられた。私──蒼井結衣も,クラスメイトの皆と二台目のバスに乗り込んで出発の時を待っていた。バスの前方入り口にあるステップをトントンと登って,担任の先生が私達の前に現れた。先生「よし。六年二組,皆乗ってるねー。それじゃあ,出発しまーす!」その声を合図に,私達はわっと歓声を上げた。エイコー「いえーい!」いつにも増してテンションマックスのエイコーが,雄叫びを上げた。その直後「エイコー,うっさい!/うるさい」と蓮華と赤司君による同時ツッコミを食らっていた。そんなエイコーの前の席で,トモヤがヒューヒューと口笛を吹いている。何時もなら此処に「出発進行!」とか何とかボートに書いた委員長が加わるところなんだけれど,今日の委員長は青い顔のまま,自分の座席にり付いていた。情報通の小倉まりんによると,委員長は車酔いするタイプなんだって・・・・・・。可哀想だけど,何とか持ち堪えて,委員長!校門前から走り出したバスは,高速インターを抜けて,一路,東京へ向かう。まりん「今日から待ちに待った修学旅行だねー!」香梨奈「ねー!」麗奈「だねー!」まりんと香梨奈と麗奈が,後ろの席と横の席から身を乗り出して,私と綾瀬花日の座席を覗き込んできた。まりん「結衣ちゃんも花日も香梨奈も,ばっちりカレカノで同じ班になれたし」うん,そうなんだよね。私は彼氏の桧山一翔と花日も彼氏の高尾優斗と,そして香梨奈も彼氏の堤歩君と・・・・・・。頬を赤らめた私達三人に,まりんが笑いながら囁いた。まりん「・・・・・・もっとラブラブになれちゃう,チャンス満載だね♪」──ラ・・・・・・,ラブラブ!? 結衣「花日,香梨奈,どうしよう!」花日「結衣ちゃん,頑張ろうよ!な,何頑張ったらいいか,よくわかんないけどっ」香梨奈「そ,そうだね!」きゃ〜っと,小声で叫んだ私達に気付いて,通路を挟んだ向かい側から高尾と桧山と堤君がこっちを見た。高尾「綾瀬,どうしたの?」桧山「何騒いでんだ,蒼井・・・・・・?」堤「香梨奈,大丈夫か?」ま,まずい・・・・・・。私と花日と香梨奈は顔を見合せてから,ぷるぷると同時に首を横に振った。結衣「な,なんでもないのっ,ね,花日!香梨奈!」花日「そうそう,ラブラブとか関係ないよねっ,結衣ちゃん!香梨奈ちゃん!」香梨奈「そ,そうだねっ!」あああ・・・・・・花日,言っちゃってるよ〜〜〜〜〜!

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作者名:赤司蓮華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/cfd52116461/  
作成日時:2021年12月26日 18時

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