黄瀬｢第7話ッスよ。読んでくッスよね？今回から授業参観編ッスよ！｣←早いは禁句です by作者 ページ20
蓮華Side
赤司宅
赤司｢蓮華，午前中どうする？｣蓮華｢授業参観は午後からだしね。だらだらしようかな｣赤司｢偶には，良いかもね｣私達は，東京に着いてから征の家に行った。昨日は，部活後もあって帰ってから征がお風呂に入って夕飯を食べたら寝てしまった。私は，本を読んでいたから寝たのは深夜二時頃だった。赤司｢て言うか，蓮華眠そうだね｣蓮華｢よくわかったわね｣赤司｢何年，幼馴染みやってると思ってるんだ。蓮華の事なんて，すぐにわかるさ｣蓮華｢可愛い事言うじゃない｣赤司｢何処がだ！それに，昨日何してたんだ？｣蓮華｢小説読んでたのよ。んで，読み終わったのが深夜二時頃なのよ｣赤司｢なるほど。その本貸してくれないか？｣蓮華｢良いわよ。はい｣私は，近くに置いてあった小説を征に渡した。赤司｢ありがとう。早速読もうかな｣蓮華｢どうぞ｣赤司｢蓮華こっち来て｣と征に呼ばれたので，私は征の近くに行った。蓮華｢何するのよ｣赤司｢ちょっとね｣そう言うと，征は私の前に座り全体重を預けてきた。蓮華｢征？｣赤司｢なんだ？｣蓮華｢なんだじゃなくて，あんたの頭私の胸に当たってるんだけど？｣赤司｢当ててるからね｣蓮華｢結局，何時も通りなのね｣私は，すぐに納得した。征が私の前に座る時は，だいたいがこの姿勢だから慣れてしまった。赤司｢面白いね。この小説｣蓮華｢でしょ？｣赤司｢嗚呼。今何時だ？｣蓮華｢ん？8時半だけど｣赤司｢ありがとう｣蓮華｢ええ｣征は，何の為に時間聞いてきたのかしら？赤司｢流石に疲れた。栞って何処にある？｣蓮華｢私ので良ければ，今持ってるけど｣赤司｢くれないか？｣蓮華｢ええ。はい｣私は，征のイメージカラーの赤い花で作った押し花栞を渡した。赤司｢へぇー。綺麗だね。もしかて，俺の色か？｣蓮華｢ええ。綺麗でしょ？｣赤司｢嗚呼。大事に使わせてもらうよ｣蓮華｢ええ｣赤司｢ねえ，蓮華｣蓮華｢何？｣赤司｢折角だし，寝ないか？｣蓮華｢はあ！？｣驚いてつい，叫んじゃったけど大丈夫かこれ？赤司｢良いじゃないか。時間はまだあるんだし｣蓮華｢それはそうだけど｣赤司｢じゃあ，決まりだね｣そう言うと征は，こたつに潜り込んだ。蓮華｢んもう！｣私も彼に続くようにこたつに潜り込んだ。
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作者名：赤司蓮華 | 作者ホームページ：蓮華のホームページ？by赤司 そんなものはありませんby黒子 相変わらず，息ぴったり�...
作成日時：2023年1月23日 23時
