独立 ページ10
エ「このままじゃおれたちは明日ジジイに殺される」
夜、部屋に戻って小声で話し合う。
サ「運よく生き延びられても、海賊を諦めねえ限り結果は同じだ」
ル「死にたくねえよー！」
「容赦ないよね…ガープさん」
エ「道は一つしかねえ。決断の時だ。兄弟」
というわけで皆で夜の内にダダンの家を出て、独立の為に森を歩いて行く。
ル「追ってこないな」
エ「きっと今頃厄介払いできて清々してるだろうよ」
「エース…」
すると、雨が降ってきて木の洞で雨宿りする。
雨は嫌いなんだよね…。
しばらくして雨がやむと、休んでいた木の上に秘密基地を作ろうということになった。
皆で不確かな物の終着駅に向かって材料を集めて、組み立てていく。
数日後、秘密基地は無事完成した。
ル「すげえ！」
サ「我ながらいいできだな」
エ「秘密基地なら、罠を作らないとな」
「物騒だよ」
皆で基地の上に作った見晴台に登って東の海の海を見て思いを馳せて、海賊ごっこをする。
楽しいな…。ずっと皆でこうしていたい…。
サ「そうだ！罠作ろうぜ！」
エ「どんなのにする？」
サボの発案に、皆で話し合う。
結果できた罠は、作りが少し複雑で、しかも発動までに時間がかかるものだったけど、一つのものを皆で作り上げるのはとても楽しかった。
夜、寝ていると昼間に作った罠が発動して目を覚ました。
サ「誤作動かな？まぁ急ごしらえで作った罠だったしな」
木の下を見ると誰もいなかったけど、少し奥から草を踏む音が聞こえた。
ダダンかな？心配…してくれたとか？
ダダンが、酔った時に言っていた言葉を私もエースも忘れられないけれど、気にしすぎるのもよくないからね。あまり気にしない事にしている。
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ジン - とてもいいか終わり方です！しかもとても面白かったです！お疲れ様でした！ (2017年8月15日 22時) (
レス) id: f63945df23 (このIDを非表示/違反報告)
トロ丸くん - 完結おめでとうございます！！！すごく面白かったです！ (2017年8月4日 18時) (レス) id: 03aa5adfc5 (このIDを非表示/違反報告)
カグサ - 一話から全部読まさせていただきました!! スゴく面白かったです!! (2017年7月31日 21時) (レス) id: b3a70d09a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焔彩 | 作成日時：2017年7月25日 14時
